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型番で探す海外通販マニアックな品の年代と総額を調べるブログ

最終確認 資料3件

ボルボのホワイトブロック(B5254・B6304)の年式と見分け方

この記事でわかること

  • ホワイトブロックは、1990年の直列6気筒から始まったアルミエンジンの系列です。 正式には「モジュラー・エンジン」といい、レッドブロック(鋳鉄ブロック)との対比で「ホワイトブロック」と呼ばれます。1991年に直列5気筒が、のちに直列4気筒も加わりました。
  • 直列5気筒B5254は850・900系後期・S70/V70系に、直列6気筒B6304は960・S90/V90・S80に搭載されました。 同じB6304でも、1998年を境に縦置き(B6304F)から横置き(B6304S・T2)にレイアウトが変わりました。→縦置きと横置きの見分け方
  • 直列6気筒のシリンダーヘッドは、ポルシェ(シュツットガルト)と共同開発されました。 ボルボの公式資料に、ゲーテボリでの設計にポルシェの協力があったと明記されています。

このページは、ホワイトブロックの年式と型式コードを調べるための手引きです。部品が合うかどうかの判定、本物かどうかの判定はしません。

型を決めて、海外の出品を探す

輸入した総額を計算

国内の販売店や整備工場でも、品番を伝えれば同じ部品を探せます(比べ方は買い方の選び方)。

ホワイトブロックはどんなエンジン?

項目内容
配置アルミブロック・アルミヘッドのDOHC。直列4・5・6気筒がある
生産期間1990〜2016年(スウェーデン・シェブデ工場)
直列5気筒の初出1991年、850 GLT(20バルブ自然吸気、170PS)
直列6気筒の初出1990年、960(縦置き、シリンダーヘッドをポルシェと共同開発)

直列6気筒は、社内では「N3P」と呼ばれ、ゲーテボリで設計し、シリンダーヘッドの設計にシュツットガルトのポルシェの協力を得ました。

縦置きから横置きまでの歴史

  1. 1990年: 直列6気筒(B6304F)が960に登場。 モジュラー・エンジンの最初の型で、縦置きでした。
  2. 1991年: 直列5気筒が850に登場。 850 GLTの20バルブ自然吸気版(B5254FS)は170PSでした。のちに、軽いターボ過給のAWD版(B5254T、193PS)と、T-5R(225PS、オーバーブースト時240PS)が加わりました。
  3. 1995年: 簡易版の直列5気筒B5202が登場。 2.0Lの、よりシンプルな仕様(B5202FS、126PS)です。バルブ数は、この記事を作る時点で確かめられる資料に記載がありませんでした。
  4. 1998年: 直列6気筒がS80で横置きに。 B6304FがB6304Sに替わり、補機(パワーステアリングポンプ・エアコンのコンプレッサー)をエンジンの後ろ・ギアボックスの上に配置する「READ(Rear End Ancillary Drive)」方式になりました。
  5. 1998年: S90・V90の生産終了。 縦置きレイアウトの最後の型で、これをもって縦置き直列6気筒の時代が終わりました。
  6. 2006年: B6304T2が登場。 2,953cc・285馬力・400Nmの過給版で、S80などに搭載されました。

ホワイトブロックはどこで見分ける?

  • 直列5気筒と直列6気筒は、気筒数とエンジンルームでの向きで見分けます。 直列5気筒は850・S70/V70系などの横置き前輪駆動車、直列6気筒は960・S90/V90(縦置き)とS80(横置き)に搭載されました。
  • 型式コードの数字で排気量の見当がつきます。 4桁のコードは、2文字目が気筒数(5204なら5気筒、6304なら6気筒)、残りの数字がおおよその排気量を示します。
  • B6304でも、縦置き(F)と横置き(S・T2)でエンジンルーム内の補機の配置が違います。 横置き版は、補機をエンジン後方・ギアボックス上にまとめたREAD方式です。

私の読み方: 直列5気筒の排気量ごとの細かい型式(B5204・B5234・B5244など)は、Wikipedia以外の独立した資料で確かめられなかったため、このページでは代表型のB5254だけを扱っています。品番の最終確認は、刻印かパーツカタログで行ってください。

買う前に確かめたいこと

  • 送れない物に当たらないか。 中古エンジンや、オイル・燃料が残っている部品は、輸送の規制に関わることがあります。先に海外通販で送れない物一覧で確かめてください。
  • 関税・消費税を含めた総額。 海外からの輸入は、商品の価格に加えて関税・消費税・国際送料がかかります。目安は関税・消費税はいくら?にまとめています。
  • 縦置きか横置きかを先に確認する。 同じB6304でも補機の配置が違うため、年式と車種(960・S90/V90かS80か)をセットで確かめてください。

国内と海外、どちらで探す?

輸入した総額を計算

国内の専門店・輸入車の解体部品市場でも、ホワイトブロックの中古部品は見つかることがあります(選び方は買い方の選び方)。

総額の目安は総額計算機で確かめられます。

よくある質問

Q. ホワイトブロックという名前は公式ですか? A. いいえ。ボルボの公式資料では「モジュラー・エンジン」と呼ばれています。「ホワイトブロック」は、レッドブロックとの対比で使われる通称です。

Q. B6304の縦置きと横置きは、部品を共有していますか? A. 気筒の基本構造は共通ですが、補機の配置(READ方式かどうか)が違うため、周辺部品は年式・レイアウトで異なります。品番は刻印かパーツカタログで確かめてください。

Q. 直列4気筒のホワイトブロックもありますか? A. あります。モジュラー・エンジンの一部として、より新しいS40・V50などに直列4気筒版が使われましたが、このページでは直列5気筒・6気筒を中心に扱っています。

このブログは、Volvo Cars とは関係のない非公式のブログです。ブランド名やエンジンの名前は、説明のために文字で書いています。

この記事を書いた人

型番さがしの人

海外通販でマニアックな品を探すときの型番と総額を、規格書や海外の資料で調べて書いています。品物を買って試した話ではなく、資料で確かめたことを書いています。

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