最終確認 資料6件
車パーツVR6エンジンは2.8Lから3.6Lまで|1992年のゴルフIIIから2024年の生産終了まで
この記事でわかること
- VR6は、ゴルフIIIへの初搭載から始まりました。 Volkswagen Newsroomの年表では1992年の見出しの下で説明され、登場時は2.8L・174PSでした。量産の小型車に積む6気筒として話題になりました。のちにコラードにも追加されています。→排気量の変化
- 排気量は2.8Lから3.6Lまで広がりました。 ゴルフR32は3.2L、アトラスは3.6L・280PSのVR6を積んでいます。→年式と搭載車種
- 2024年12月12日に、最後のVR6エンジンが組み立てられました。 34年近くで、合計およそ187万台が作られたと伝えられています。→見分け方
このページは、フォルクスワーゲンの狭角V型6気筒エンジンの排気量と年式を見分けるための手引きです。部品が合うかどうかの最終判断、本物かどうかの判定はしません。
排気量・搭載車種を決めて、海外の出品を探す
2.8L VR6(ゴルフIII・コラード)
1992年〜。最初のVR6
英語の検索語
Volkswagen VR6 2.8 engine Golf Corrado3.2L VR6(R32)
ゴルフR32に搭載
英語の検索語
Volkswagen VR6 3.2 R32 engine3.6L VR6(アトラスなど)
北米のアトラス・アトラスクロススポーツ向け
英語の検索語
Volkswagen VR6 3.6 Atlas engine
国内の中古パーツ店・ヤフオクでも探せます(比べ方は買い方の選び方)。
目次
VR6はどんな仕組み?
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 配置 | V型6気筒だが、バンク角が10.5〜15度と狭い |
| シリンダーヘッド | 2バンクで1つのヘッドを共用(直6に近い構造) |
| 初代の排気量・出力 | 2.8L・174PS(ゴルフIII。Volkswagen Newsroomの年表では1992年の見出し) |
| 排気量の広がり | 2.8L→2.9L(4輪駆動シンクロ仕様)→3.2L→3.6L |
| 生産期間 | ゴルフIII初搭載(Volkswagen Newsroomの年表では1992年)〜2024年12月12日 |
VR6という名前は、ドイツ語の「Verkürzt(短縮)」と「Reihenmotor(直列エンジン)」の頭文字から来ています。バンク角を狭くすることで、直列6気筒に近い構造を、横置きで前輪駆動の車にも収められるようにした設計です。
いつ、どの排気量・車種に使われた?
ゴルフIIIに2.8L・174PSのVR6が搭載されました。Volkswagen Newsroomの年表では1992年の見出しの下にあり、フォルクスワーゲン自身は「異例の設計」で、コンパクトクラスとして初めての6気筒だったとしています。クーペのコラードにも、のちに2.8L・174PSのVR6が追加され、さらに140kW・190PSの仕様も用意されました(追加の正確な年は、確かめられる資料に記載がありません)。
1994年、ゴルフIIIの4輪駆動シンクロ仕様では、排気量が2.9Lに上がり、190PSになりました。
その後、排気量は3.2L(ゴルフR32など)、3.6L(パサート・アトラスなど)まで広がりました。北米向けのアトラスは、3.6L・206kW(280PS)のVR6を、2WDと4Motion4輪駆動の両方で選べるようにしていました。
VR6は、2023年モデルの北米アトラスを最後に、ターボ付き4気筒(EA888系)に置き換えられていきました。そして2024年12月12日、最後のVR6エンジンが組み立てられ、30年あまりの生産に終止符が打たれました。生産された総数は、およそ187万台と伝えられています。
排気量・年式はどこで見分ける?
この狭角V型6気筒エンジンは、空冷エンジンのような外見上の大きな変化(ロッカーカバーの形など)が目立ちません。見分けの手がかりは、次の2点です。
- カタログ・ボディの排気量表記。 「2.8」「VR6」「3.2」「3.6」のように、車種のグレード名や排気量表記に使われていることが多いです。
- バンク角の違い。 Wikipedia英語版によると、2.8Lと3.2Lはバンク角15度、3.6Lは10.6度と、排気量でバンク角が異なります(資料1件のみ)。
私の読み方: バンク角の違いは、公式資料では確かめられませんでした。排気量・車種・年式の組み合わせで確認することをおすすめします。
買う前に確かめたいこと
- 排気量とグレード名をあわせて確認する。 同じ車種でも、年式によって搭載エンジンが2.8Lから3.2Lに変わっている場合があります。
- 北米仕様と欧州仕様で、VR6の廃止時期が異なります。 欧州では2010年代半ばに生産が終わり、北米は2023年のアトラスまで続きました。
- 送れない物・関税については海外通販で送れない物一覧・関税・消費税の目安を確認してください。
国内と海外、どちらで探す?
2.8L VR6(ゴルフIII・コラード)
1991年〜。最初のVR6
英語の検索語
Volkswagen VR6 2.8 engine Golf Corrado3.2L VR6(R32)
ゴルフR32に搭載
英語の検索語
Volkswagen VR6 3.2 R32 engine
国内の輸入車専門店でも、排気量と車種を伝えれば部品を探せます(比べ方は買い方の選び方)。
よくある質問
VR6はなぜ「VR」と呼ばれますか? ドイツ語の「Verkürzt(短縮)」と「Reihenmotor(直列エンジン)」の頭文字からです。
VR6は今も新車に使われていますか? いいえ。2024年12月12日に最後の1台が組み立てられ、生産を終えました。
ゴルフR32のVR6は、ゴルフIIIのVR6と同じ排気量ですか? 違います。ゴルフIIIは2.8L(のちに2.9L)、R32は3.2Lです。
この記事を書いた人
型番さがしの人
海外通販でマニアックな品を探すときの型番と総額を、規格書や海外の資料で調べて書いています。品物を買って試した話ではなく、資料で確かめたことを書いています。
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