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車パーツVW空冷エンジンは1200・1300・1500・1600の排気量で見分ける|年式と見分け方
この記事でわかること
- 排気量は1200→1300→1500→1600の順で大きくなりました。 最初の量産型は1,192ccで34PSほど、最後は1,600ccで50PSでした。→排気量ごとの年式
- 1971年から、吸気ポートが1つから2つ(デュアルポート)に変わりました。 それまでのシングルポートと違い、外から見える吸気の取り付け部が変わります。→見分け方
- 最後の変化は、1993年の燃料噴射化です。 セダンの1600は1993年に燃料噴射システムを採用し、2003年のメキシコでの生産終了まで使われました。→終わりまでの年式
このページは、フォルクスワーゲンの空冷水平対向4気筒エンジンの排気量と年式を見分けるための手引きです。部品が合うかどうかの最終判断、本物かどうかの判定はしません。
排気量を決めて、海外の出品を探す
1200cc(1,192cc)
1954年〜。初期の標準エンジン
英語の検索語
Volkswagen Beetle 1200 engine air cooled1300cc(1,285cc)
1966年〜。北米向けが中心
英語の検索語
Volkswagen Beetle 1300 engine air cooled1500cc(1,493cc)
1965年ごろ〜。タイプ3と共通の設計
英語の検索語
Volkswagen Beetle 1500 engine air cooled1600cc(デュアルポート)
1971年〜。吸気ポートが2つ
英語の検索語
Volkswagen Beetle 1600 dual port engine
国内の専門店・ヤフオクでも空冷パーツは探せます(比べ方は買い方の選び方)。
目次
空冷エンジンはどんな仕組み?
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 配置 | 車体後部に積む、空気で冷やす水平対向4気筒 |
| 排気量の変化 | 985cc(初期)→1,192cc→1,300cc(北米向け)→1,493cc→1,600cc |
| 出力の変化 | 22.5PS(初期)→34PS(1,192cc)→44〜45PS(1,300・1,500cc)→50PS(1,600cc) |
| 生産期間 | 1938〜2003年(メキシコでの「Última Edición」生産終了まで) |
| 燃料システム | 当初はキャブレター。1993年にセダンの1600が燃料噴射に変更 |
フォルクスワーゲン自身の資料では、同じビートルという車種の中でも、年式によって排気量とPS表記が何度も変わっています。Wikipedia英語版は、最初の量産前の試作段階(二サイクル・四サイクルの両方を試した時期)では22.5PSだったとしています。
いつ、どの排気量が使われた?
1938年の試作段階から、1954年には1,192cc・22kW(30PS)の仕様が標準になりました。その後、1960年8月以降に34PSへ上がっています。
1966年、北米向けを中心に1,300cc・44PSの仕様が追加されました。Wikipedia英語版は、この1,300ccの仕様が「問題が多かった」と紹介しています(資料1件のみ)。
1965年ごろからは、1,493cc・45PSの仕様も使われました。この1,500ccは、もともと別の車種「タイプ3」のために開発された設計を元にしていて、83mmのボアと69mmのストロークが特徴です。
1975年には、1,600cc・50PSの仕様がビートル1200Lのラインナップに加わり、それまでの44PSの仕様は生産を終えています。1993年には、セダンの1600が燃料噴射システムを採用する最後の技術的な改良を受け、2003年にメキシコでの生産を終えました。
1200・1300・1500・1600はどこで見分ける?
排気量はエンジンのケースに刻印された番号で確かめるのが基本ですが、年式が分かっている場合は次の手がかりが使えます。
- 1971年からのデュアルポート化。 それまでの吸気ポートが1つ(シングルポート)だったのに対し、1971年からは吸気ポートが2つ(デュアルポート)になりました。
- 1993年からの燃料噴射化。 キャブレターが付いているか、燃料噴射システムが付いているかで、1993年より前か後かの目安になります。
私の読み方: シングルポートとデュアルポートの外見の違い(吸気の取り付け部の形)までは、公式の資料とニュース記事では確かめられませんでした。年式だけで判断せず、エンジンケースの刻印とあわせて確認することをおすすめします。
買う前に確かめたいこと
- 排気量の刻印を、年式の言い伝えより先に確認する。 同じ年式のビートルでも、仕向け地によって搭載エンジンが異なる場合があります。
- シングルポートかデュアルポートかで、吸気系の部品が変わります。 1971年の変更をまたいで部品が共通するかどうかは、この記事では判定しません。
- 送れない物・関税については海外通販で送れない物一覧・関税・消費税の目安を確認してください。
国内と海外、どちらで探す?
1200cc(1,192cc)
1954年〜。初期の標準エンジン
英語の検索語
Volkswagen Beetle 1200 engine air cooled1600cc(デュアルポート)
1971年〜。吸気ポートが2つ
英語の検索語
Volkswagen Beetle 1600 dual port engine
国内の空冷VW専門店でも、排気量と年式を伝えれば部品を探せます(比べ方は買い方の選び方)。
よくある質問
1300ccと1500ccは、どちらが先に作られましたか? フォルクスワーゲンの資料では、1300ccが1966年、1500ccが1965年ごろからとなっており、ほぼ同じ時期に併存していました。
デュアルポートになったのはいつですか? 1971年からです。
最後の空冷ビートルはいつ作られましたか? 2003年、メキシコで「Última Edición」として生産を終えました。
この記事を書いた人
型番さがしの人
海外通販でマニアックな品を探すときの型番と総額を、規格書や海外の資料で調べて書いています。品物を買って試した話ではなく、資料で確かめたことを書いています。
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