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車パーツアストンマーティンのマレックV8は排気量とバルブ数の変遷で見分ける|DBS V8からV8ヴィラージュまで
この記事でわかること
- マレックV8は、1969年のDBS V8から1996年ごろのV8ヴィラージュまで、1つの設計が長く使われたエンジンです。 アストンマーティン公式は「その後20年間の全エンジンの土台になった」としています。→年式の変遷
- バルブ数の変化が、年式の目安になります。 登場時は1バンク2バルブでしたが、1988年のV8ヴィラージュから1バンク4バルブの新しいヘッドに変わりました。→見分け方
- 排気量は基本5,340ccですが、1992年に6.3L版が加わりました。 V8ヴィラージュの6.3L版は1992年3月から販売されています。
このページは、アストンマーティンのマレックV8の年式と仕様を見分けるための手引きです。部品が合うかどうかの最終判断、本物かどうかの判定はしません。
年式・バルブ数を決めて、海外の出品を探す
初期のAMV8(2バルブ・5,340cc)
1969〜1988年ごろ。DBS V8・AMV8 Series1〜5
英語の検索語
Aston Martin AMV8 5.3 engineV8ヴィラージュ系(4バルブ)
1988年〜。4バルブヘッド、6.3L版は1992年〜
英語の検索語
Aston Martin Virage V8 engine
国内なら専門店・正規ディーラーでも部品は探せます(比べ方は買い方の選び方)。
目次
マレックV8はどんなエンジン?
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 系列 | アルミ製・DOHC・V8(タデック・マレック設計) |
| 登場 | 1969年9月27日(DBS V8) |
| 基本排気量 | 5,340cc(5.3L) |
| 燃料系統 | Bosch機械式噴射→Weberキャブ(1973年〜)→噴射に戻る(585系、1985年〜) |
| 生産期間 | 1969〜1996年ごろ(ヴィラージュ系のV8まで含む) |
マレックV8は、DBS(直6・3,995cc)の後継として開発され、1969年9月27日にDBS V8として登場しました。Wikipedia英語版は、排気量を5,340cc(5.3L)としています。
いつ作られた? DBS V8からV8ヴィラージュまで
1969年のDBS V8は、4本のオーバーヘッドカムシャフトとBoschの機械式燃料噴射を採用し、320bhp・240lb-ftを発生しました。
1972年、会社の体制変更にあわせてDBS V8が大幅な改良を受け、AMV8として販売が続きました。1973年8月までは機械式燃料噴射を保っていましたが、同年中に4基のウェーバー製ツインチョークキャブレターへ変更されています。1977年には「Stage 1」仕様で排気系が見直され、1985年には「585」シリーズでウェーバー・マレリ製の燃料噴射に戻りました。
1977年2月18日には、380bhpを発生するV8ヴァンテージが発表され、1989年まで主力モデルとして販売されました。1986年の580Xパックは「量産車向けに開発された中で最も出力の高い版」と公式が説明しています。
1988年、バーミンガムモーターショーでV8ヴィラージュが発表され、1バンク4バルブの新しいシリンダーヘッドを備えた330bhpのエンジンに変わりました。1992年3月には6.3Lに拡大した版も追加されています。
年式はどこで見分ける?
- バルブ数で大きく2つに分かれます。 1988年より前は1バンク2バルブ、V8ヴィラージュ以降は1バンク4バルブの新しいヘッドです。
- 燃料系統の違いも手がかりになります。 1973年8月より前は機械式燃料噴射、1973〜1985年はウェーバーのキャブレター、1985年以降(585シリーズ)は燃料噴射に戻っています。
- 排気量は基本5,340ccで、6.3Lは1992年3月以降のV8ヴィラージュ系だけです。
私の読み方: 「AMV8」「V8ヴァンテージ」「V8ヴィラージュ」という車名の違いは、そのまま年式とバルブ数の目安になります。ただし、同じ車名の中でも仕様変更の年が複数あるため、品番や車体の仕様書で最終確認することをおすすめします。
買う前に確かめたいこと
- バルブ数(2バルブか4バルブか)をヘッドの形で確認する。 部品の品番が大きく異なります。
- 燃料系統(キャブレターか燃料噴射か)を確認する。 同じ車名でも年式で変わっています。
- 送れない物・関税については海外通販で送れない物一覧・関税・消費税の目安を確認してください。
国内と海外、どちらで探す?
初期のAMV8(2バルブ・5,340cc)
1969〜1988年ごろ
英語の検索語
Aston Martin AMV8 5.3 engineV8ヴィラージュ系(4バルブ)
1988年〜。6.3L版は1992年〜
英語の検索語
Aston Martin Virage V8 engine
国内の専門店・正規ディーラーでも部品は探せます。年式とバルブ数が分かっているなら、国内の専門店で適合を確認する方法もあります(比べ方は買い方の選び方)。
よくある質問
V8ヴァンテージとV8ヴィラージュはどちらが新しいですか? V8ヴィラージュ(1988年〜)の方が新しく、1バンク4バルブの新しいヘッドを備えています。
マレックV8は何年使われましたか? Wikipedia英語版によると、1969年のDBS V8に始まる系列(AMV8)は1989年にV8ヴィラージュへ替わり、生産を終えています。V8ヴィラージュは、1バンク4バルブの新しいシリンダーヘッドに変わった別の仕様で、1996年ごろまで販売されました。
6.3L版はどのモデルにありますか? 工場版は、1992年3月から販売されたV8ヴィラージュの拡大版です。これとは別に、専門メディアによると、アフターマーケットのRS Williams社が、レーシングカーAMR1用マレックV8をボアアップ・ストローク変更した独自の6.3Lコンバージョンも存在します(通説)。
この記事を書いた人
型番さがしの人
海外通販でマニアックな品を探すときの型番と総額を、規格書や海外の資料で調べて書いています。品物を買って試した話ではなく、資料で確かめたことを書いています。
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