最終確認 資料6件
バイクパーツロイヤル・エンフィールドのエンジン型式は排気量と燃料方式で分かる|ブリット系・UCEの早見表
この記事でわかること
- ブリット系とUCEは、燃料方式とシリンダーの材質で見分けられます。 ブリット系はキャブレターと鋳鉄シリンダー(一部アルミ)、UCEはEFIとアルミシリンダーです。→2行の早見表
- UCEは2008年に登場し、鋳鉄エンジンは2011年ごろまで並行して作られていました。 UCEは2008年のケルンとバーミンガムのモーターサイクルショーで発表され、インド国内には翌2009年に導入されましたが、鋳鉄エンジンが完全に生産終了したのは2011年ごろと伝えられています。
- UCEは、エンジンが車体フレームの一部(ストレスメンバー)になりました。 構造上の役割が変わったため、載せ替えの際はフレームとの組み合わせも確認材料になります。
この表は、ロイヤル・エンフィールドのバイク用エンジンの系列を見分けるための早見表です。部品が合うかどうかの判定、本物かどうかの判定はしません。
どの系列のエンジン? ブリット系とUCEの早見表
確度の札(意味は表の下):確定通説
| 型番 | 系列・何のエンジンか | 年式 | 排気量 | 見分けの手がかり | 主な車種 | 探す |
|---|---|---|---|---|---|---|
| キャブレター仕様の空冷単気筒。シリンダーが鋳鉄(2004年以降はアルミ製の改良版「Lean Burn」も)確定 | 1932年(Bullet登場)〜2011年ごろ(鋳鉄エンジンの生産終了)確定 | 350cc・500cc(登場時は250ccも)確定 | キャブレター仕様。エンジン・ギアボックスが別体(ユニット構造ではない)確定 | Bullet 350・Bullet 500・Classic(初期型)・Thunderbird(初期型)確定 | 海外の出品を見る英語の検索語 Royal Enfield Bullet cast iron engine | |
| 電子燃料噴射(EFI)仕様の空冷単気筒。エンジンとギアボックスが1つのアルミ製ケースに統合通説 | 2008年(国際市場で発表)〜通説 | 499cc(UCE500。ボア84mm×ストローク90mm)・346cc(UCE350。ボア70mm×ストローク90mm)通説 | EFI仕様。エンジンが車体フレームの一部(ストレスメンバー)通説 | Bullet Electra EFI・500 Classic・Thunderbird 350/500(UCE版)通説 | 海外の出品を見る英語の検索語 Royal Enfield UCE 500 EFI engine |
確定=公的機関・規格団体・メーカーなどの出典で確かめた事実。通説=独立した複数の資料で一致している説(コレクターの資料だけによるものは「コレクターの間の説」)。「—」=資料で確かめられていない項目です。推測では埋めていません。
表の出典の格は、ページ下の出典一覧にあります。Royal Enfield公式のヘリテージブログはA級、Ultimate Motorcycling・MCN・Total Motorcycle・MotoroidsはB級です。
私の読み方: ロイヤル・エンフィールドの単気筒は、ほかのメーカーのように「排気量を広げて新型にする」よりも、同じ排気量のまま燃料方式・材質を変える更新の仕方が目立ちます。2004年の「Lean Burn」改良版は、クラシックバイクガイドの試験で106.7mpg(英ガロン)を記録したと伝えられ、キャブレター仕様のまま燃費を大きく伸ばした点が、のちのEFI化(UCE)への布石だったとも読めます。
よくある質問
ブリット系とUCEは部品が共通しますか? いいえ。シリンダーの材質、燃料方式(キャブレターかEFIか)、エンジンとギアボックスの構造そのものが異なるため、多くの部品が共通しません。
「Lean Burn」はブリット系とUCEのどちらですか? ブリット系です。2004年ごろに登場したアルミ製ヘッド・バレルの改良版で、キャブレター仕様のまま燃費を高めたものです。
UCE500とUCE350は、同じ年に登場しましたか? いいえ。499ccのUCE500が2008年、346ccのUCE350はその翌年の2009年ごろに続いたと伝えられています(通説)。
型番ごとの詳しいページ
- バイクパーツロイヤル・エンフィールドの鋳鉄ブリットは1932〜2011年ごろに作られた|JS500・Lean Burnの見分け方鋳鉄シリンダーの単気筒(ブリット系)は、1932年の登場から2011年ごろの生産終了まで約80年作られました。1953年のアルミヘッド採用、1989年のインド製500復活、2004年のLean Burn(アルミ改良版)、2008年のUCE登場後も続いた並行生産まで、年式と排気量の手がかりをまとめます。
- バイクパーツロイヤル・エンフィールドのUCEは499ccと346ccで分かる|EFI単気筒の見分け方UCE(Unit Construction Engine)は2008年に国際市場で発表され、電子燃料噴射(EFI)・アルミ製の構造を導入しました。鋳鉄系は2011年ごろまで並行生産。499cc(UCE500)と346cc(UCE350)の違いをまとめます。
この記事を書いた人
型番さがしの人
海外通販でマニアックな品を探すときの型番と総額を、規格書や海外の資料で調べて書いています。品物を買って試した話ではなく、資料で確かめたことを書いています。
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