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カワサキのバイクエンジンはZ1系DOHCとH1/H2系2ストで分かる型式の早見表

この記事でわかること

  • カワサキのバイク用エンジンは、大きく「DOHC空冷並列4気筒(Z1系)」と「2ストロークの3気筒(H1/H2系)」の2系列に分かれます。 Z1系は1972年のZ1から、H1/H2系は1969年のH1から始まりました。→系列の見分け方
  • Z1系は、カワサキ自身が「級内で初のDOHC直列4気筒」とする系列です。 開発は1967年に始まり、1972年に完成しました。登場時、量産車でDOHCを使っていたのは高価なMVアグスタ750Sだけだったと伝えられています。
  • H1/H2系は、カワサキが「ピストンポート吸気の2ストローク3気筒」と説明する系列です。 H1は60bhp・500ccで「世界最速の加速を持つ市販車」、H2はH1よりトルクを太くして「乗りやすく」したとカワサキ自身が説明しています。

この表は、カワサキのバイク用エンジンの系列を見分けるための早見表です。部品が合うかどうかの判定、本物かどうかの判定はしません。

どの系列のエンジン? DOHC空冷4気筒と2ストトリプルの早見表

確度の札(意味は表の下):確定

カワサキのバイク用エンジンの系列(Z1系・H1/H2系)の年式・排気量・見分けの手がかり
型番系列・何のエンジンか年式排気量見分けの手がかり主な車種探す
カワサキ自身が「級内で初のDOHC直列4気筒」とする、量産車で初めてDOHCを積んだ日本の大型バイクの系列確定1972年発売(Z1)。KZ900は1976年式、KZ1000とZ650は1977年式確定652cc(Z650)〜903cc(Z1/KZ900)。KZ1000・Z1-R・Z1000Hはボアを66mmから70mmに拡大した1,015cc確定DOHC・空冷・並列4気筒。KZ1000はKZ900よりシリンダーのボアが66mmから70mmに拡大し、排気量が903ccから1,015ccに増えた確定Z1・KZ900・KZ1000・Z650確定海外の出品を見る英語の検索語 Kawasaki Z1 KZ1000 engine
カワサキ自身が「ピストンポート吸気の2ストローク3気筒」と説明する系列確定1969年発売(H1)。H2は1972年発売〜1975年(H2Cが最終年式)確定500cc(H1)・748cc(H2。カワサキの呼称は「750」)確定2ストローク・空冷・3気筒。H2はH1よりトルクが太く「乗りやすい」とカワサキ自身が説明確定H1 Mach III・H2 Mach IV確定海外の出品を見る英語の検索語 Kawasaki H2 750 triple engine

確定=公的機関・規格団体・メーカーなどの出典で確かめた事実。通説=独立した複数の資料で一致している説(コレクターの資料だけによるものは「コレクターの間の説」)。「—」=資料で確かめられていない項目です。推測では埋めていません。

カワサキ自身はこの2系列をどう位置づけている?

カワサキの公式サイト(Kawasaki Motors Europe)は、H1を「世界最速の加速を持つ市販車」、H2を「ガソリンスタンド以外は何でも追い越せる」エンジンと紹介しています。一方、Z1についてはカワサキ自身の50周年特設サイトが「級内で初のDOHC直列4気筒」と位置づけ、1973年にデイトナで24時間世界速度記録(平均109.641mph)を樹立したと紹介しています。同じ「カワサキのバイク用エンジン」でも、2ストロークのH1/H2系は「速さ」を、4ストロークのZ1系は「速さと信頼性の両立」を売りにしていた、と読めます。

よくある質問

Z1とKZ1000のエンジンは同じですか? 基本設計は同じDOHC空冷並列4気筒ですが、KZ1000はシリンダーのボアが66mmから70mmに広げられ、排気量が903ccから1,015ccに増えています。

H1とH2はどちらが大きいですか? H2(748cc)の方がH1(500cc)より排気量が大きく、H1を拡大する形で開発されたと伝えられています(通説)。

Z1はなぜ「ニューヨークステーキ」と呼ばれましたか? 開発チームが「アメリカの定番料理の中で最高のもの」のように、自分たちで作れる最高のバイクを目指したコードネームだったと、カワサキ自身の50周年特設サイトが説明しています。

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この記事を書いた人

型番さがしの人

海外通販でマニアックな品を探すときの型番と総額を、規格書や海外の資料で調べて書いています。品物を買って試した話ではなく、資料で確かめたことを書いています。

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