最終確認 資料8件
バイクパーツホンダのバイクエンジンはSOHC・DOHC・V4の系列で分かる|型式の見分け方
この記事でわかること
- ホンダのバイク用エンジンは、大きく「SOHC並列4気筒」と「V4」の系列に分かれます。 SOHC系は1969年のCB750から始まり、CB500・CB550・CB650へ広がりました。V4系は1982年のVF750から始まり、VFR750・VFR800へ続きます。→エンジン型式の早見表
- エンジン番号は、フレーム番号(車体番号)とは別に、クランクケースに刻まれています。 CB750系では「CB750E-◯◯◯◯◯◯◯」のような形式コード+通し番号の形で、エンジンの右側ケースに刻まれるとされています(通説。フォーラムでも帯ごとの識別が議論されています)。→刻印の場所
- 型式名の頭文字には、だいたいの由来があります。 CBは「City Bike」、VFは「Vee Four」(V4)、VFRは「Vee Four Racer」の略とされています。→型式コードの読み方
このページは、ホンダのバイク用エンジンの系列を見分けるための入口です。部品が合うかどうかの判定、本物かどうかの判定はしません。
エンジンの型式
CB750で始まったSOHC並列4気筒の系列と、1982年のVF750から始まったV4の系列の年式・排気量・見分け方は、ホンダのエンジン型式早見表にまとめています。
特定の車種(CB750の年式ごとの見分け方)はCB750の世代早見表に別途まとめています。このページのエンジン型式早見表は、複数の車種にわたる「エンジンの系列」としての部品の互換性を扱います。
目次
エンジン番号・型式はどこに刻まれている?
ホンダのバイクは、フレーム側の車体番号(VIN)と、エンジン側のエンジン番号が別々に管理されています。車体番号は、ハンドルを切ると見える位置のステアリングヘッド(フレームの前端)に刻まれているのに対し、CB750系のエンジン番号は、エンジン右側のケースに「CB750E-2307326」のような形式コード+7桁ほどの通し番号で刻まれているとされています(通説。ロットによる刻印位置の違いは専門のフォーラムで議論されています)。
2つの番号は一致している必要がありません。ホンダは生産ラインからエンジンを抜き出して破壊試験に回すことがあったため、同じ車体でもエンジン番号と車体番号が近い値にならないことが珍しくないと報告されています(通説)。出品の説明に書かれた番号が、車体かエンジンかのどちらを指しているかを、まず確認してください。
型式コードの読み方
ホンダの型式名の頭文字には、だいたいの由来があります。CBは「City Bike」、CBRは「City Bike Racer」、VFは「Vee Four」(V型4気筒)、VFRは「Vee Four Racer」、VTRは「V-Twin Racer」の略とされています。数字の部分は排気量のおおよその目安で、CB550なら約550cc、VF750なら約750ccというように、系列名+排気量のおおよその値で車種名が作られています。
ホンダがCB(並列4気筒)からVF/VFR(V4)へ主力を移したのは、CB系の信頼性が高く評価されていたのに対し、初期のVF系でカムの不具合(後述の「chocolate cams」)が報告されたことへの対応という面もあったとされています(通説)。
英語で探すときの呼び名
| 系列・車種 | 英語の検索語の例 | メモ |
|---|---|---|
| SOHC並列4気筒 | Honda CB750 SOHC | 「SOHC4」とも呼ばれる |
| V4(初代、1983〜1989年) | Honda VF750F Interceptor | 米国では「Interceptor」の名で販売された |
| V4(1990年のRC36以降) | Honda VFR750F | 1990年のRC36から「Interceptor」の名が一時外れた(通説) |
| V4(VFR800、1998年〜) | Honda VFR800 Interceptor | VFR800で「Interceptor」の名が復活した |
「Interceptor」の名は、1983年のVF750Fで初めて使われ、1990年のRC36世代でいったん外れ、1998年のVFR800で復活したと伝えられています(通説。名前の変遷についての独立した一次資料は確認できていません)。国内の出品でも、この英語名を品番と組み合わせると、海外の出品に絞り込みやすくなります。
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この記事を書いた人
型番さがしの人
海外通販でマニアックな品を探すときの型番と総額を、規格書や海外の資料で調べて書いています。品物を買って試した話ではなく、資料で確かめたことを書いています。
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