最終確認 資料6件
バイクパーツカワサキのバイクエンジンはZ1系DOHCと2ストのトリプルで分かる|型式の見分け方
この記事でわかること
- カワサキのバイク用エンジンは、大きく「DOHC空冷並列4気筒(Z1系)」と「2ストロークの3気筒(H1/H2系)」の2系列が知られています。 Z1系は1972年のZ1から、H1/H2系は1969年のH1から始まりました。→エンジン型式の早見表
- Z1系は、量産車で初めてDOHCを積んだ日本の大型バイクです。 登場時、DOHCを使っていたのはMVアグスタ750Sだけだったと伝えられています。
- ハーレー・ホンダの部品は別のページにまとめています。 → ハーレーのパーツを探す・ホンダのパーツを探す
このページは、カワサキのバイク用エンジンの系列を見分けるための入口です。部品が合うかどうかの判定、本物かどうかの判定はしません。
エンジンの型式
Z1から始まったDOHC空冷並列4気筒の系列と、H1から始まった2ストロークの3気筒(トリプル)の系列の年式・排気量・見分け方は、カワサキのエンジン型式早見表にまとめています。
エンジン番号・フレーム番号はどこに刻まれている?
1980年代前半までの旧いカワサキ車は、フレーム番号(車体番号)とエンジン番号が別の場所に刻まれ、工場でも両者を揃えて記録していませんでした。
- フレーム番号: ステアリングヘッド(ハンドルの付け根の軸)の左側に刻印されています。ハンドルを左右に切ると見えます。
- エンジン番号: エンジンケースの右側(キックスターター側)、キャブレターの下あたりに刻印されています。
- 刻印の深さ・字体: 工場では専用の彫刻機で刻印しているため、深さ・字体・大きさが揺れません。手打ちの刻印機で入れた跡がある場合、記録を確かめる材料になります。
フレーム番号とエンジン番号は、近い番号同士で組まれていることが多いものの、工場で厳密に対応付けられていたわけではないとされています。部品を探すときは、どちらの番号で型式・年式を確認したかをメモしておくと、あとで突き合わせやすくなります。
型式の名前の決まり
カワサキの大型バイクの型式名は、エンジンの構造ごとに頭文字が決まっています。
| 頭文字 | エンジンの構造 | 代表的な型式 |
|---|---|---|
| Z | 4ストロークの大型直列4気筒(1972年のZ1から) | Z1・Z650 |
| KZ | Zの後継として1976年に改めた呼び方 | KZ900・KZ1000 |
| H | 2ストロークの3気筒(1969年のH1から) | H1・H2 |
数字の部分は、おおよその排気量(cc)の百の位までを示すことが多いものの、KZ1000のように実際の排気量(1,015cc)と型式名の数字が厳密には一致しない車種もあります。型式名だけで排気量を決めつけず、エンジン型式早見表で確認してください。
英語で探すときの呼び名
| 日本語の呼び名 | 英語の検索語の例 | 備考 |
|---|---|---|
| Z1 | Kawasaki Z1 900 | 「900」はZ1/KZ900の排気量帯 |
| エッチワン(H1) | Kawasaki H1 Mach III | Mach IIIはH1の公式の愛称 |
| エッチツー(H2) | Kawasaki H2 Mach IV | Mach IVはH2の公式の愛称 |
このカテゴリのページ
この記事を書いた人
型番さがしの人
海外通販でマニアックな品を探すときの型番と総額を、規格書や海外の資料で調べて書いています。品物を買って試した話ではなく、資料で確かめたことを書いています。
このブログについて