最終確認 資料6件
車パーツフィアットのエンジン型式はランプレディツインカムとFIREで分かる|年式・排気量の早見表
この記事でわかること
- フィアットのエンジンは、性能志向の「ランプレディツインカム」と、量産志向の「FIRE」で見分けます。 ランプレディツインカムは1966〜2000年、FIREは1985〜2021年に作られました。→2系列の見分け方
- ランプレディツインカムは、世界初の量産ベルト駆動DOHCとされています。 124クーペ・124スパイダー・131アバルトなどに搭載されました。
- FIREは組立をロボット化し、部品数を大きく減らしました。 23,233,856台が作られたとされています。
この表は、フィアット車のエンジン型式を見分けるための早見表です。部品が合うかどうかの判定、本物かどうかの判定はしません。
どの系列のエンジン? ランプレディツインカムとFIREの早見表
確度の札(意味は表の下):確定通説
| 型番 | 系列・何のエンジンか | 年式 | 排気量 | 見分けの手がかり | 主な搭載車種 | 探す |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1966年の124クーペで登場。歯付きタイミングベルトでカムを駆動する、世界初の量産DOHCとされる確定 | 1966〜2000年(34年間)確定 | 1.3L(1,297cc)〜2.1L(2,111cc)確定 | 設計者はアウレリオ・ランプレディ(元フェラーリ)。バルブクリアランスの調整機構に特徴がある確定 | 124クーペ・124スパイダー・131アバルト・ランチア・デルタインテグラーレ通説 | 海外の出品を見る英語の検索語 Fiat Lampredi Twin Cam engine | |
| 1985年のアウトビアンキY10・フィアット・ウーノで登場。ロボットによる組立を重視した直4確定 | 1985〜2021年(36年間)確定 | 0.8L(769cc)〜1.4L(1,368cc)確定 | SOHC2バルブ・DOHC4バルブ・MultiAir(電子油圧可変バルブ)の3つの系統がある確定 | アウトビアンキY10・ウーノ・プント・パリオ通説 | 海外の出品を見る英語の検索語 Fiat FIRE engine |
確定=公的機関・規格団体・メーカーなどの出典で確かめた事実。通説=独立した複数の資料で一致している説(コレクターの資料だけによるものは「コレクターの間の説」)。「—」=資料で確かめられていない項目です。推測では埋めていません。
よくある質問
ランプレディツインカムとFIREは部品が共通しますか? いいえ。設計思想(性能志向とロボット組立志向)が異なるため、共通しません。
FIREという名前の由来は? 「Fully Integrated Robotised Engine(完全統合ロボット組立エンジン)」の略で、組立の自動化を重視した名前です。
型番ごとの詳しいページ
- 車パーツフィアット FIREはSOHC・DOHC・MultiAirの3系統で見分ける|1985年のY10から2021年までFIREは1985年のアウトビアンキY10に初搭載された直4で、組立のロボット化と部品数の削減を狙った設計です。SOHC2バルブからDOHC4バルブ、電子油圧式のMultiAirまで、36年の間に広がった仕様をまとめます。
- 車パーツフィアット ランプレディツインカムは排気量とベルトカバーで見分ける|1966年の124クーペから2000年までランプレディツインカムは1966年のフィアット124クーペで登場した、歯付きタイミングベルトでカムを駆動する世界初の量産DOHCとされます。1.3Lから2.1Lまで広がった排気量と、131アバルト・ランチア・デルタへの採用をまとめます。
この記事を書いた人
型番さがしの人
海外通販でマニアックな品を探すときの型番と総額を、規格書や海外の資料で調べて書いています。品物を買って試した話ではなく、資料で確かめたことを書いています。
このブログについて