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最終確認 資料3件

ヒンクリートリプルの750と900はストロークで分かるモジュラー設計の見分け方

この記事でわかること

  • 750と900の違いは、ストロークだけです。 ボアは76.0mmで共通、ストロークが55.0mm(750)か65.0mm(900)で排気量が変わります。→見分け方
  • このエンジンは「モジュラー」という共通設計の考え方で作られました。 共通のエンジン・車体部品から複数の車種を作る狙いで、デイトナ・トライデント・スピードトリプルなど幅広い車種に使われています。
  • 1991年に6車種が同時にラインオフしました。 デイトナ750/1000・トロフィー900/1200・トライデント750/900が、ヒンクリー新工場から登場したと伝えられています(通説)。

このページは、トライアンフのヒンクリー製トリプルエンジンの排気量バリエーションを見分けるための手引きです。部品が合うかどうかの最終判断、本物かどうかの判定はしません。

排気量を決めて、海外の出品を探す

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国内なら中古バイク店・ヤフオクでも探せます(比べ方は買い方の選び方)。

ヒンクリー・トリプルはどんなエンジン?

項目内容
系列DOHC・水冷・直列3気筒
発表1990年9月(ケルンショー)
排気量748cc(750)・885cc(900)
設計思想モジュラー(共通部品から複数車種を展開)
ベースの発想1968〜1974年のプッシュロッド3気筒トライデント

ジョン・ブロア氏によるトライアンフ再建後、ベッドワースの小さな開発チームが世界の工場を視察し、「モジュラー」という共通設計の考え方をまとめました。この構想は、1973年にBSA・トライアンフのバート・ホップウッド氏が提案していたものだとされています。

いつ作られた? 1990年の発表から1990年代後半まで

1990年9月、ケルンのショーで新工場からの製品ラインが発表されました。90〜135馬力の範囲で、3気筒・4気筒の多シリンダーエンジンを6車種にわたって展開する計画でした。

1991年、デイトナ750/1000・トロフィー900/1200・トライデント750/900の6車種がヒンクリーの工場から生産開始されたと伝えられています(通説)。1994年にはスピードトリプル(T309)がカフェレーサーとして登場し、750cc(1994〜1996年)と885ccの900(1994〜1998年)がありました。

1990年代半ば以降、トライアンフはモジュラー設計から離れていきます。デイトナはT595・T509(スピードトリプル)で新しいエンジン・フレームに切り替わり、モジュラー生産方式からの最初の離脱になったとされています。

750と900はどこで見分ける?

寸法の手がかりはストロークです。ボア76.0mmはどちらも共通で、750はストローク55.0mm、900はストローク65.0mmという1点だけが違います。

車種コードの対応表も参考になります。年表サイトの整理では、デイトナ・トライデント系にT331・T332・T343・T344・T354・T357の各コードが割り振られ、スピードトリプルは当初T309、後にT509へと車種コードが変わっています(通説。独立した公式資料での確認はできていません)。

海外の持ち主は何を見ている?

ヒンクリー再建25周年を振り返る記事(MoreBikes)と、1984〜1998年の工場再建期をまとめた個人の年表サイト(Ian Chadwick氏)の、合わせて2件を2026年10月の執筆時点で確認しています。どちらも英語圏の資料で、フォーラム・X(旧Twitter)での件数集計はまだ行っていません。

いくらで買える?(観測はまだ実施していません)

このエンジン系列について、国内の落札相場・海外の出品価格帯の自前の観測は、本ページの公開時点ではまだ実施していません。観測ができたら、調べ方(検索語・対象期間・件数)と日付を明記して追記します。

買う前に確かめたいこと

排気量とストロークの対応(750=55.0mm、900=65.0mm)を先に押さえてください。クランクシャフトなどストロークに関わる内部部品は、750用と900用で共通しません。

型式コードも合わせて確認してください。T331やT357のような車種コードは、同じ排気量帯でも年式・車種によって細部が分かれるため、年表サイトの対応表(独立した公式資料での確認はできていません)を手がかりに絞り込むことになります(通説)。

送れない物・関税については、海外通販で送れない物一覧・関税・消費税の目安を先に確認してください。

国内と海外、どちらで探す?

輸入した総額を計算

国内の中古バイク店・ヤフオクでも部品は探せます。排気量・型式コードが分かっているなら、国内の専門店で適合を確認する方法もあります(比べ方は買い方の選び方)。

よくある質問

「モジュラー」という言葉は、具体的に何を指しますか? トリアンフが再建時に採用した設計方針で、エンジン・フレームの基本部品を複数の車種にまたがって使い回す考え方を指します。

T309からT509への切り替えで、何が変わりましたか? スピードトリプルは、T509の世代でエンジンとフレームを新しいものに変更し、それ以降はモジュラー設計の対象から外れています。

トリプルと同時期に4気筒のモデルもありましたか? ありました。デイトナ1000・トロフィー1200のような4気筒版が、3気筒のトリプルと並行して同じ工場から出荷されています(通説)。

この記事を書いた人

型番さがしの人

海外通販でマニアックな品を探すときの型番と総額を、規格書や海外の資料で調べて書いています。品物を買って試した話ではなく、資料で確かめたことを書いています。

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