最終確認 資料3件
バイクパーツボンネビルのプリユニットとユニット構造の違いは1963年で分かる|見分け方
この記事でわかること
- 1963年を境に、ボンネビルの構造が大きく変わります。 それまで別部品だったエンジンとトランスミッションが1つの箱(ユニット)にまとめられました。→見分け方
- プリユニットは保守がしにくい構造でした。 プライマリーチェーンを締めるにはトランスミッションをマウントごと回転させる必要があり、その後ファイナルチェーンを再調整する手間があったと伝えられています。
- 1963年には点火方式も変わりました。 マグネト式点火から、電池とコイルを使う方式に変更されています。
このページは、トライアンフボンネビルの構造の変化を見分けるための手引きです。部品が合うかどうかの最終判断、本物かどうかの判定はしません。
年式を決めて、海外の出品を探す
プリユニット(1959〜1962年)
エンジンとミッションが別部品
英語の検索語
Triumph Bonneville T120 pre-unit engine partsユニット構造初期(1963年〜)
1つの箱にまとめた構造。電池・コイル点火
英語の検索語
Triumph Bonneville T120 unit construction engine
国内なら旧車バイク専門店・ヤフオクでも探せます(比べ方は買い方の選び方)。
目次
ボンネビル系エンジンはどんなエンジン?
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 系列 | 空冷・パラレルツイン(650クラス) |
| 発売 | 1959年(T120。1958年9月に発表) |
| 構造の変化 | 1963年、プリユニットからユニット構造へ |
| 排気量 | 649cc |
| 当時の狙い | 米国市場での高性能志向に応える |
ボンネビルT120は、トライアンフのタイガーT110をベースに、ツインのアマル・モノブロックキャブレターと高性能な吸気カムを標準で備えて1959年に登場しました。米国市場を主な狙いとした、当時「世界最高のバイク」として売られたモデルです。
いつ構造が変わった? 1959年から1963年まで
1959〜1962年のボンネビルはプリユニット構造で、クランクケース・プライマリーケース・トランスミッションが別部品として作られ、フレームにブラケットで固定されていました。プライマリーチェーンを締めるにはトランスミッションをマウントごと回転させる必要があり、その後ファイナルチェーンを再調整しなければならなかったと伝えられています。
発売当初のボンネビルは115mph(約185km/h)に達する性能を持ちましたが、車体側のハンドリングが追いつかず、単一のダウンチューブフレームでは高速域でふらつきが出たとされています。この問題に対応するため、1960年に新しいツインクレードルフレームが採用されました。
1963年、ユニット構造のモデルが登場しました。ステアリングヘッドやスイングアームの補強も加わり、より剛性の高い構造になっています。この変更は会社全体に及び、ボンネビル・サンダーバード・トロフィーの650ccモデル全てが同時にユニット構造に切り替わりました。同じ1963年、点火方式もマグネト式から電池・コイル式に変更されています。
プリユニットとユニット構造はどこで見分ける?
エンジン下部の構造を見れば分かります。プリユニットはクランクケース・プライマリーケース・トランスミッションが別々の部品として見え、ユニット構造は1つの滑らかな箱にまとまっています。
点火方式も手がかりになります。1963年以降はマグネトの代わりに電池・コイル式の点火システムが使われています。ユニット構造は剛性が上がった一方、振動が増えたという指摘もあります(通説)。
海外の持ち主は何を見ている?
National Motorcycle Museumなどの博物館が、1962年型T120Rのような個体についての詳しい記事を公開しています。本ページの執筆時点(2026年10月)で確認できた記事は1件で、フォーラム・X(旧Twitter)での件数集計はまだ実施していません。
いくらで買える?(観測はまだ実施していません)
このエンジン系列について、国内の落札相場・海外の出品価格帯の自前の観測は、本ページの公開時点ではまだ実施していません。観測ができたら、調べ方(検索語・対象期間・件数)と日付を明記して追記します。
買う前に確かめたいこと
- プリユニットかユニット構造かを先に確認する。 構造が異なるため、多くの部品は共通しません。
- 点火方式(マグネトか電池・コイルか)を確認する。 1963年の境目の目安になります。
- 送れない物・関税については海外通販で送れない物一覧・関税・消費税の目安を確認してください。
国内と海外、どちらで探す?
プリユニット(1959〜1962年)
エンジンとミッションが別部品
英語の検索語
Triumph Bonneville T120 pre-unit engine partsユニット構造初期(1963年〜)
1つの箱にまとめた構造
英語の検索語
Triumph Bonneville T120 unit construction engine
国内の旧車バイク専門店・ヤフオクでも部品は探せます。構造・年式が分かっているなら、国内の専門店で適合を確認する方法もあります(比べ方は買い方の選び方)。
よくある質問
ユニット構造になって何が良くなりましたか? 剛性が上がり、保守がしやすくなり、適切なチェーンテンショナーも付いたとされています。
ユニット構造の欠点は何ですか? 剛性向上の一方で、振動が増えたという指摘があります(通説)。
1963年の変更はボンネビルだけですか? いいえ。サンダーバード・トロフィーを含む650ccモデル全体が同時に切り替わりました。
この記事を書いた人
型番さがしの人
海外通販でマニアックな品を探すときの型番と総額を、規格書や海外の資料で調べて書いています。品物を買って試した話ではなく、資料で確かめたことを書いています。
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