最終確認 資料4件
バイクパーツモト・グッツィのスモールブロックはV35の346ccとV50の490ccで分かる|クランクケースの見分け方
この記事でわかること
- V35とV50は、ボア・ストロークが異なる別の排気量です。 V50は490cc(ボア74mm×ストローク57mm)、V35は346cc(ボア66mm×ストローク50.4mm。OddBikeの記事による。資料1件のみ)で、どちらも1977年に量産が始まりました。→見分け方
- V35は、イタリア国内の税制区分に収めるために作られたと伝えられています。 350cc以下は税負担が軽くなる区分で、V50の排気量を下げる形で作られたとOddBikeの記事は書いています(資料1件のみ)。
- クランクケースはビッグブロックと異なり、横割り(2分割)です。 ビッグブロックの一体型より100ポンド(約45kg)以上軽いと伝えられています。
このページは、モト・グッツィのスモールブロック90度Vツインの排気量・見分け方を調べるための手引きです。部品が合うかどうかの最終判断、本物かどうかの判定はしません。
排気量を決めて、海外の出品を探す
V35(346cc)
イタリア国内の税制区分向けの小排気量版
英語の検索語
Moto Guzzi V35 346cc engineV50(490cc)
主力のスモールブロック
英語の検索語
Moto Guzzi V50 490cc engine
国内なら旧車バイク専門店・ヤフオクでも探せます(比べ方は買い方の選び方)。
目次
スモールブロックはどんなエンジン?
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 系列 | 横置き90度Vツイン・OHV・空冷 |
| 登場 | 1977年(V35・V50の量産開始) |
| クランクケース | 横割り(2分割。ビッグブロックは一体型) |
| ヘッド | ヘロン式(燃焼室がピストン側にある2バルブ) |
| 設計 | Tontiによる設計 |
スモールブロックは、ビッグブロックと同じ90度Vツイン・シャフトドライブのレイアウトを引き継ぎながら、まったく新しく設計されたエンジンです。クランクケースは横割り(ビッグブロックは一体型)で、OddBikeの記事はビッグブロックより100ポンド(約45kg)以上軽いとしています。機械加工をしやすくしたのはヘッドの設計で、ヘロン式(燃焼室をピストン側に彫り込む形)にしたことで、複雑な形をヘッドでなくピストンに加工すればよくなり、製造コストを下げられたとされています(資料1件のみ)。
いつ作られた? 1977年のV35・V50から
スモールブロックの量産は1977年、イタリア・マンデッロ・デル・ラリオの工場で始まりました。生産上の事情から、輸出向けの販売は1979年までずれたと伝えられています。
V50は490cc(ボア74mm×ストローク57mm)で、45馬力(7,500rpm)、24mmのデロルトキャブレター2基を備えていました。V35は、V50のボア・ストロークを変えた346cc(ボア66mm×ストローク50.4mm。OddBikeの記事による。資料1件のみ)で、イタリア国内の350cc以下の税制区分に収めるために作られたと伝えられています。
その後、スモールブロックはV65(650cc級)などへ広がりました。1980年代半ばには4バルブ版も作られ、650・750は60馬力・65馬力とされています(通説)。
V35とV50はどこで見分ける?
排気量(346ccか490ccか)と、ボア・ストローク(V35は66×50.4mm、V50は74×57mm)で見分けます。どちらもクランクケースは横割りで、外観だけでは判別しにくいため、刻印や車両の資料で排気量を確認してください。
ビッグブロックとの違いは、クランクケースの作り(一体型か横割りか)です。OddBikeの記事は、スモールブロックがビッグブロックより100ポンド(約45kg)以上軽く、部品は共有しないとしています(資料1件のみ)。
買う前に確かめたいこと
- 排気量(346ccか490ccか)を先に確認する。 ボア・ストロークが異なるため、内部部品は共通しません。(V35の数値はOddBikeの記事のみ。資料1件)
- 2バルブ版か4バルブ版かを確認する。 1980年代半ばに4バルブ版が追加されたと伝えられています(通説)。
- 送れない物・関税については海外通販で送れない物一覧・関税・消費税の目安を確認してください。
国内と海外、どちらで探す?
V35(346cc)
小排気量版
英語の検索語
Moto Guzzi V35 346cc engineV50(490cc)
主力モデル
英語の検索語
Moto Guzzi V50 490cc engine
国内の旧車バイク専門店・ヤフオクでも部品は探せます。排気量が分かっているなら、国内の専門店で適合を確認する方法もあります(比べ方は買い方の選び方)。
よくある質問
V35とV50は部品が共通しますか? ボア・ストロークが異なるため、ピストンなど内部部品は共通しません。
スモールブロックはなぜ横割りのクランクケースにしたのですか? 確認できた資料には、横割りにした理由そのものは書かれていません。機械加工をしやすくしたのは、ヘッドをヘロン式にした設計についてです(資料1件のみ)。
V65はV50と同じエンジンですか? 土台は同じスモールブロックの系列ですが、排気量が異なります。具体的なボア・ストロークは確認できた資料がなく、本ページでは断定していません。
この記事を書いた人
型番さがしの人
海外通販でマニアックな品を探すときの型番と総額を、規格書や海外の資料で調べて書いています。品物を買って試した話ではなく、資料で確かめたことを書いています。
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