最終確認 資料3件
バイクパーツビューエルのバイクエンジンはXBとヘリコンの冷却方式で分かる|型式の早見表
この記事でわかること
- ビューエルのバイク用エンジンは、冷却方式で2系列に分かれます。 空冷の「XB系」(2003〜2010年)と、水冷の「1125系(通称ヘリコン)」(2007〜2009年)です。→系列の見分け方
- XB系はさらに排気量でXB9(984cc)とXB12(1,203cc)に分かれます。 ボアは共通(88.9mm)で、ストロークの違いで排気量を変えています。
- 1125系は、オーストリアのBRPパワートレイン(ロータックス)製の72度V・水冷・DOHC4バルブです。 排気量1,125ccで、公表出力は146hpでした。
この表は、ビューエルのバイク用エンジンの系列を見分けるための早見表です。部品が合うかどうかの判定、本物かどうかの判定はしません。
どの系列のエンジン? XB系と1125系の早見表
確度の札(意味は表の下):通説
| 型番 | 系列・何のエンジンか | 年式 | 排気量 | 見分けの手がかり | 主な車種 | 探す |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ハーレー・スポーツスターの空冷Vツインをもとにした系列通説 | 2003〜2010年通説 | XB9:984cc(短ストローク)、XB12:1,203cc(長ストローク、約1,200cc級)通説 | 資料で確かめられていません | ファイアーボルトXB9R・XB12R、ライトニングXB9S・XB12S、ユリシーズXB12X通説 | 海外の出品を見る英語の検索語 Buell XB9 XB12 engine | |
| オーストリアのBRPパワートレイン(ロータックス)製、水冷Vツインの系列通説 | 2007年発表、2008〜2009年販売通説 | 1,124.9cc(約1,125cc)通説 | 資料で確かめられていません | 1125R(スポーツバイク)、1125CR(カフェレーサー、2009年型)通説 | 海外の出品を見る英語の検索語 Buell 1125R Helicon engine |
確定=公的機関・規格団体・メーカーなどの出典で確かめた事実。通説=独立した複数の資料で一致している説(コレクターの資料だけによるものは「コレクターの間の説」)。「—」=資料で確かめられていない項目です。推測では埋めていません。
なぜ排気量が883・1200ではなく984・1,203なのか
XB系の開発初期には、短ストロークの984ccエンジン、短ストロークの1,300〜1,350cc級エンジン、その大排気量版をベースにしたターボ仕様(開発コード名「Diablo」、150hp・120lb-ft目標)という3種類が検討されていました。しかし、ハーレーダビッドソン側の経営陣が、スポーツスターの伝統的な排気量名(883・1200)が持つ「ブランド価値」を理由に、長ストロークのスポーツスターと排気量をそろえる方向を求めたと伝えられています。最終的に量産されたXB9・XB12の排気量は、この社内調整の結果だとされています。
エンジンの価格も開発段階で大きく上振れし、最初のファイアーボルトXB9Rは当初の想定7,995ドルから9,995ドルまで上がったと報じられています。それでもXB系は信頼性が高く、収益性の良いエンジンだったと評価されています。
よくある質問
XB系と1125系は部品が共通しますか? いいえ。空冷か水冷かという基本構造から異なるため、ほとんどの部品が共通しません。
1125系はなぜロータックス製なのですか? ハーレー社内に水冷エンジンの用意がなく、社外からの調達が特別に許可されたためと伝えられています。
型番ごとの詳しいページ
- バイクパーツビューエル1125のヘリコンはロータックス製水冷72度Vで分かる|1,125cc・DOHC4バルブビューエル1125R・1125CRに積まれた「ヘリコン」エンジンは、オーストリアのBRPパワートレイン(ロータックス)製、水冷72度Vツイン・DOHC4バルブです。1,125cc・公表146hpの構成と開発経緯をまとめます。
- バイクパーツビューエルXB9とXB12の違いはストロークで分かる|984ccと1,203ccビューエルのXB系エンジンは、ハーレー・スポーツスター由来の空冷Vツインです。ボアは共通(88.9mm)で、ストロークの違いによりXB9(984cc)とXB12(1,203cc)に分かれます。構成と見分け方をまとめます。
この記事を書いた人
型番さがしの人
海外通販でマニアックな品を探すときの型番と総額を、規格書や海外の資料で調べて書いています。品物を買って試した話ではなく、資料で確かめたことを書いています。
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