最終確認 資料5件
バイクパーツバジャージ・ドミナー400には373ccと349ccの2つの排気量がある|KTM系エンジンの変遷
この記事でわかること
- 「ドミナー400」の名前のまま、積まれているエンジンは変わっています。 最初のエンジンは373.3cc、2026年4月からは349ccの新型に切り替わりました。→2つの排気量の違い
- 最初の373ccエンジンは、KTM 390デュークと同じエンジンブロックと伝えられています。 クルーザー向けに出力とセッティングを変えて搭載したとされています(資料1件)。→年式の変遷
- 349ccへの切り替えは、ボアを変えずにストロークだけ短くした変更です。 ボア89mmは共通、ストロークを60mmから56.1mmへ短くしたと伝えられています。
このページは、ドミナー400に積まれた2つの世代のエンジンを見分けるための手引きです。部品が合うかの判定、本物かどうかの判定はしません。
世代を決めて、海外の出品を探す
373ccエンジン(〜2025年ごろ)
KTM 390デューク系。初期〜現行モデルの主力
英語の検索語
Bajaj Dominar 400 373cc engine349ccエンジン(2026年4月〜)
ストロークを短くした新型
英語の検索語
Bajaj Dominar 400 349cc engine
国内では流通量が少なく、海外の出品も含めて探す場合があります(比べ方は買い方の選び方)。
目次
373ccと349cc、何が違うのか?
| 項目 | 373ccエンジン(〜2025年ごろ) | 349ccエンジン(2026年4月〜) |
|---|---|---|
| 排気量 | 373.3cc | 349.13cc |
| ボア×ストローク | 89mm×60mm | 89mm×56.1mm |
| 系列 | KTM 390デュークと同じエンジンブロックと伝えられる(資料1件) | ボア・系列は373cc版を継承しつつストロークのみ変更 |
| 冷却・バルブ | 液冷・DOHC・4バルブ・トリプルスパーク | 液冷・DOHC・4バルブ・トリプルスパーク |
| 最高出力 | 35bhp(8,000rpm。資料1件) | 40.6PS(9,000rpm) |
| 最大トルク | 約35Nm(6,500rpm。資料1件) | 33.2Nm(7,500rpm) |
| 変速機 | 6速・スリッパークラッチ | 6速・スリッパークラッチ |
どちらの世代も、液冷・DOHC・4バルブ・トリプルスパーク点火という基本構成は共通です。変速機(6速・スリッパークラッチ)、フレーム、サスペンション、ブレーキなどの車体側は、349cc版でも373cc版から引き継がれていると伝えられています。
私の読み方: 373ccエンジンの出力は、資料によって35bhp前後としている物(MotorOctane)と、39〜40PS前後としている物があり、単位(bhpかPSか)も含めて数値に幅があります。今回は、最新のRushlaneの記事が349cc版との比較で「従来モデルは40PS・35Nm」としている数字を349cc版側の比較基準に使い、373cc版の発売時点の出力(35bhp・35Nm)はMotorOctane(資料1件)の記述のまま区別して書いています。確実な数値は、年式とエンジンの刻印をあわせて確かめてください。
いつ、どう切り替わった?
ドミナー400は、2014年のオートエキスポで示されたコンセプト(Pulsar CS400)を土台にしたモデルです(資料1件)。正確な発売年を確かめられる資料は見つかっていません。最初のエンジンは373.3ccで、KTM 390デュークと同じエンジンブロックを、クルーザー向けに出力とセッティングを変えて使ったとされています。
2026年4月、ボアを89mmのまま変えず、ストロークを60mmから56.1mmへ短くした349ccの新型エンジンに切り替わりました。最高出力は40PSから39PS前後、最大トルクは35Nmから33.2Nmへ、わずかに下がったと伝えられています。価格は約4万ルピー下がり、エンジン以外の装備(フレーム・サスペンション・ホイール・ブレーキ・ABS・LED・トラクションコントロール・ライドモード)は変わっていないとされています。
373cc版のエンジンは、Pulsar NS400Zにも同系のエンジンとして使われていると伝えられています。
373ccと349ccはどこで見分ける?
バジャージは、エンジンが変わっても「ドミナー400」という車名を変えていません。排気量そのものが車名に表れないため、カタログ上の表記だけでは373cc版か349cc版かを見分けられません。
見分けの手がかりは、年式(2026年4月より前か後か)と、エンジンの刻印・車体の仕様プレートの排気量表示です。ストロークの違い(60mmか56.1mmか)は外から見えないため、カタログの年式・公式の仕様表示と、車体番号・エンジン番号をあわせて確かめることをおすすめします。
買う前に確かめたいこと
- 373cc版か349cc版かを、年式とエンジンの刻印で確かめる。 ピストン・シリンダーなど、ストロークに関わる部品は排気量ごとに分かれる可能性があります。
- 水冷の冷却系(ラジエーター・ウォーターポンプ)の状態を確かめる。 空冷のパルサーDTS-iには無い部品群です。
- 送れない物・関税については海外通販で送れない物一覧・関税・消費税の目安を確認してください。
国内と海外、どちらで探す?
373ccエンジン
〜2025年ごろ
英語の検索語
Bajaj Dominar 400 373cc engine349ccエンジン
2026年4月〜
英語の検索語
Bajaj Dominar 400 349cc engine
国内では流通量が少なく、海外の出品も含めて探す場合があります(比べ方は買い方の選び方)。
よくある質問
ドミナー400は「400」なのに、なぜ349ccや373ccなのですか? 「400」は車名で、実際の排気量を表していません。2026年4月以降の新型は349cc、それ以前は373.3ccです。
ドミナー400とKTM 390デュークは部品が共通しますか? 373ccエンジンはKTM 390デュークと同じエンジンブロックと伝えられていますが、クルーザー向けの調整があるため、すべての部品が共通するとは言えません(資料1件)。349ccエンジンについては、KTMとの関係を確かめられていません。
ドミナー400とパルサーDTS-iは部品が共通しますか? いいえ。冷却方式・バルブ数・点火方式が異なるため、多くの部品が共通しません。
この記事を書いた人
型番さがしの人
海外通販でマニアックな品を探すときの型番と総額を、規格書や海外の資料で調べて書いています。品物を買って試した話ではなく、資料で確かめたことを書いています。
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