最終確認 資料23件
車タコマの世代は2005年・2016年・2024年モデルで分かれる|初代〜4代目の早見表とエンジン・キャブの見分け方
この記事でわかること
- タコマの世代は4つで、境目は2005年・2016年・2024年モデルです。 トヨタの米国の報道用の写真の一覧は、1995.5〜2004年を初代、2005〜2015年を2代目として分けています。3代目は2016年モデル、4代目は2024年モデルからです。→5行の早見表
- エンジンの排気量だけで、どの世代かが分かります。 6気筒は初代が3.4L、2代目が4.0L、3代目が3.5Lで、4代目は2.4Lの4気筒ターボとハイブリッドだけです。ただし1995年モデルには、前の「Truck」と「Tacoma」の両方があります。→世代の見分け方
- 日本では正規に売られておらず、日本で見かけるタコマは並行輸入の車です(通説)。 日本の自動車メディア2社が、日本で売られていないトヨタ車として紹介しています。部品を個人輸入するときは、車検・ライトの色・関税を先に確かめます。→日本で部品を探すとき
この記事は、部品を探すための年式の手引きです。中古車の購入・査定・故障の判断はしません。
海外の出品でタコマの部品を探してみると、題に「1995-2004」「2005-2015」「2016-2023」のような年式の範囲が入っていました。この範囲がどの世代に当たるのかを、米国の燃費データとトヨタの米国の報道資料で確かめて表にしました。
世代ごとの詳しいページ
車初代タコマの年式とキャブはVINで分かる|フレームの錆が「リコールではない」理由と部品の探し方1995〜2004年モデル
車タコマ2代目の前期・後期は2012年モデルで分かれる|VINの読み方と「リコールではない」フレームの錆2005〜2015年モデル
車タコマ3代目の前期・後期は2020年モデルで分かれる|VINの10・11桁目で年式と工場、リコール15件の読み方2016〜2023年モデル
- タコマ 初代の写真:CutlassCC0(パブリックドメイン)元のページ
- タコマ 2代目の写真:米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)パブリックドメイン(米国政府の著作物)元のページ
- タコマ 3代目の写真:MercurySable99(一部を切り出し)CC BY-SA 4.0元のページ
年式と世代はどう数える?(この表の読み方)
- 年式は、北米のモデル年式です。 実際に作られた年や、日本で初めて登録した年とは、ずれることがあります。年式は VIN(車両識別番号)の10桁目で読めます(車パーツのページのVINの節)。
- 「初代」「2代目」は、トヨタの米国の報道資料の呼び方に合わせています。 写真の一覧の題が「First (1st) Generation」「Second (2nd) Generation」になっています。4代目は、2026年モデルの報道資料が「fourth generation」と書いています。
- N140・N220・N300 などの車台の呼び方は、海外の資料の呼び方です。 Wikipedia英語版と自動車情報サイトの CarBuzz の2件で一致した物だけを「通説」として載せました。トヨタの資料では確かめられていません。
- 表のセルは、確かめられた値だけです。 「出品での書き方」の列は、私が海外の出品サイト(セカイモン)の題を見た記録です。部品が合うかの根拠にはしていません。確かめられない欄は「—」です。
どの世代の何年モデル? タコマの世代早見表(5行)
行の下のリンクから、その世代のページで分かることを読めます。
確度の札(意味は表の下):確定通説観察
| 型番 | 世代(トヨタの呼び方) | 車台の呼び方(海外の資料) | 年式(北米のモデル年式) | エンジン(排気量・気筒) | 変速機 | 見分けの手がかり | 出品での書き方(観察) | 探す |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
![]() | 初代タコマ(First (1st) Generation)確定 | N140・N150・N160・N170・N190通説 | 1995〜2004年モデル(トヨタの写真の題では1995.5年から)確定 | 2.4L 4気筒・2.7L 4気筒・3.4L 6気筒確定 | 5速MT・4速AT確定 | 1995年モデルは、前身の「Truck」(1989〜1995年の6代目)と両方がある確定 | 1ページ目の24件のうち23件が「1995-2004」の範囲を題に入れていた。品番入りは6件、4Runner・T100 と並べた題が3件(2026年10月1日)観察 | 海外の出品を見る英語の検索語 Tacoma 1995-2004 OEM |
![]() | 2代目タコマ(Second (2nd) Generation)確定 | N220・N240・N250・N260・N270通説 | 2005〜2015年モデル確定 | 2.7L 4気筒・4.0L 6気筒確定 | 4気筒は5速MT・4速AT、6気筒は6速MT・5速AT確定 | メキシコのバハ・カリフォルニアの工場で2005年に生産が始まり、2010年から米テキサスの工場(TMMTX)でも作られた確定 | 1ページ目の23件のうち21件が「2005-2015」の範囲を題に入れていた。キャブの名前(「Access Cab」「Double Cab」)を入れた題が2件(2026年10月1日)観察 | 海外の出品を見る英語の検索語 Tacoma 2005-2015 OEM |
| 3代目タコマ(2015年8月の報道資料で「all-new」の2016年モデルとして紹介)確定 | N300通説 | 2016〜2019年モデル(改良前)確定 | 2.7L 4気筒・3.5L V型6気筒(直噴とポート噴射の D-4S)確定 | 6速AT。MTは4気筒が5速(2017年モデルまで)、6気筒が6速確定 | キャブはアクセスキャブとダブルキャブの2つ。米テキサスとメキシコのバハ・カリフォルニアで組み立て確定 | 「2016-2023」で探すと、1ページ目の25件のうち22件がその範囲を題に入れていた。キャブの名前(「Double Cab Only」「Access Cab Only」など)を入れた題が4件(2026年10月1日)観察 | 海外の出品を見る英語の検索語 Tacoma 2016-2023 OEM | |
| 3代目の2020年モデル以降(2019年2月に改良を発表)確定 | N300通説 | 2020〜2023年モデル確定 | 2.7L 4気筒・3.5L V型6気筒(改良前と同じ)確定 | 6速AT。6気筒は6速MTも確定 | グリルの意匠が新しくなり、SR5以上は8インチの画面(Apple CarPlay・Android Auto に対応)確定 | 改良の前後を分けず「2016-2023」とまとめた題が多かった。燃料ポンプの1件は「Tacoma 2016-2021」と範囲を狭めていた(2026年10月1日)観察 | 海外の出品を見る英語の検索語 Tacoma 2020-2023 OEM | |
| 4代目タコマ(トヨタの報道資料の「fourth generation」)確定 | 資料で確かめられていません | 2024年モデルから(ガソリンは2023年12月、ハイブリッドは2024年春に販売店に届く予定と発表)確定 | 2.4L 4気筒ターボ(i-FORCE)と、そのハイブリッド(i-FORCE MAX)確定 | 8速AT・6速MT確定 | タンドラ・セコイア・ランドクルーザーと同じ TNGA-F の車台。キャブはダブルキャブと2ドアのエクストラキャブ(XtraCab)確定 | 資料で確かめられていません | 海外の出品を見る英語の検索語 Tacoma 2024 OEM |
確定=公的機関・規格団体・メーカーなどの出典で確かめた事実。通説=独立した複数の資料で一致している説(コレクターの資料だけによるものは「コレクターの間の説」)。観察=運営者が出品での書かれ方を見た記録で、製品の事実の根拠にはしていません。「—」=資料で確かめられていない項目です。推測では埋めていません。
- 初代(1995〜2004年モデル)の写真:CutlassCC0(パブリックドメイン)元のページ
- 2代目(2005〜2015年モデル)の写真:米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)パブリックドメイン(米国政府の著作物)元のページ
- 3代目(2016〜2019年モデル)の写真:MercurySable99(一部を切り出し)CC BY-SA 4.0元のページ
表の出典の格は、ページ下の出典一覧にあります。米国の燃費データ(fueleconomy.gov)はS級、トヨタの米国の報道資料(Toyota USA Newsroom)はA級、Wikipedia英語版・CarBuzz・日本の自動車メディアは B級です。4代目の車台の呼び方(N400)は Wikipedia英語版にしか見つからなかったため、表には入れていません(資料1件のみ)。
世代はどこで見分ける? エンジン・キャブの名前・1995年モデル
年式が分からないときは、エンジンの排気量を見てみてください。6気筒の排気量は、世代ごとに違っていました。
世代は、まずエンジンの排気量で絞れます。米国の燃費データで、1995〜2026年モデルのタコマを1年ずつ確かめました。
| 世代 | 北米のモデル年式 | 4気筒 | 6気筒 | オートマ |
|---|---|---|---|---|
| 初代 | 1995〜2004年 | 2.4L・2.7L | 3.4L | 4速 |
| 2代目 | 2005〜2015年 | 2.7L | 4.0L | 4気筒は4速、6気筒は5速 |
| 3代目 | 2016〜2023年 | 2.7L | 3.5L | 6速 |
| 4代目 | 2024年〜 | 2.4L ターボ(ハイブリッドも) | なし | 8速 |
2.7Lの4気筒は、初代から3代目まで続いています。4気筒の2.7Lだけでは世代が決まらないので、年式か、オートマの段数と合わせて見てください。
1995年モデルは「Truck」と「Tacoma」の両方がある
米国の燃費データでは、1995年モデルのトヨタの車名に「Tacoma」と「Truck」の両方が載っています。トヨタの写真の一覧も、初代タコマを「1995.5」年から、前身の Toyota Truck(6代目)を1989〜1995年としています。1995年モデルの部品を探すときは、タコマか、その前の Truck かを先に確かめてください。
キャブの名前は、世代で変わる
キャブ(人が乗る部屋)の名前は、トヨタの資料では次のように書かれています。出品の題にもキャブの名前を入れた物があったので、自分の車のキャブの名前を確かめておくと探しやすくなります。
| 世代 | 4ドアでないキャブの名前 | 4ドアのキャブの名前 |
|---|---|---|
| 初代 | Xtracab | Double Cab(写真の題では2001年モデルから) |
| 2代目 | Access Cab | Double Cab |
| 3代目 | Access Cab | Double Cab |
| 4代目 | XtraCab(2ドア) | Double Cab |
- 初代の4ドアは、トヨタの写真の一覧に「2001 Toyota Tacoma PreRunner DoubleCab」の題があり、2001年モデルにはありました。Wikipedia英語版も2001年からとしています。PreRunner・S-Runner との違いは初代のページにあります。
- 2代目の2ドアのレギュラーキャブは、2015年モデルで無くなりました。トヨタの2015年モデルの報道資料が、キャブをアクセスキャブとダブルキャブの2つにしたと書いています。
3代目は、2020年モデルでグリルと画面が変わった
トヨタは2019年2月に、2020年モデルのタコマの改良を発表しました。グリルの意匠が新しくなり、SR5以上のグレードは8インチの画面になり、Apple CarPlay と Android Auto に対応しました。エンジンは2.7Lの4気筒と3.5Lの6気筒で、改良の前と同じです。グリルや内装の画面のまわりの部品は、2019年モデルまでと2020年モデルからで分かれると考えられます(推論)。
日本で見かけるタコマは、なぜ並行輸入車なの?
タコマは日本のトヨタの販売店では売られていない、とされる車です。日本の自動車メディアの記事で確かめてみました。
- 日本では正規に売られていない、とされています(通説)。 MOTA は2020年の記事で「日本にない日本車」として紹介し、ベストカーWeb は2024年の記事で「海外専売のトヨタ車」とし、並行輸入してまで乗りたい人が多いと書いています。トヨタの国内のサイトの車種一覧は、今回、文字では確かめられませんでした(要確認)。
- タコマは北米で作られています。 トヨタの米国の会社の沿革では、メキシコのバハ・カリフォルニア(2005年から)、米テキサス(2010年から)、メキシコのグアナファト(2019年から)で生産が始まった、としています。
- 日本の車の型式の書き方は、確かめていません。 並行輸入の車の車検証に、型式がどう書かれるかは、この記事では扱いません(要確認)。年式は、VIN の10桁目で読めます(車パーツのページのVINの節)。
部品を探すとき、年式の範囲はどう書かれている?(観察)
出品の題は、世代の年式の範囲で書かれていることが多くありました。ただ、改良の前と後をまとめて書いた題もありました。
2026年10月1日に、セカイモンで「Tacoma 1995-2004 OEM」「Tacoma 2005-2015 OEM」「Tacoma 2016-2023 OEM」を検索し、1ページ目の出品の題を読みました。
| 検索した語 | 件数 | 同じ年式の範囲を題に入れた件数 | 気づいたこと |
|---|---|---|---|
| Tacoma 1995-2004 OEM | 24件 | 23件 | 純正品番(55411-04030 のような形)入りが6件。4Runner・T100 と並べた題が3件 |
| Tacoma 2005-2015 OEM | 23件 | 21件 | キャブの名前(「Access Cab」「Double Cab」)を入れた題が2件。4.0L 用と書いた部品もあった |
| Tacoma 2016-2023 OEM | 25件 | 22件 | キャブの名前(「Double Cab Only」など)を入れた題が4件。燃料ポンプの1件は「2016-2021」と範囲を狭めていた |
私の読み方: 出品の題の年式の範囲は、出品者が書いたものです。4Runner や T100 と並べた題もありましたが、ほかの車と共通かどうかは、この記事では確かめていません。部品は、メーカーの部品サイトで VIN から純正品番を確かめてから、その品番で探してください(車パーツのページの純正品番の節)。
部品を個人輸入する前に、確かめたいこと
- 車検とライト: 北米仕様のライトは、後ろのウインカーが赤など、日本の基準と色が違うことがあります。ライトやマフラーを替える前に、車パーツのページで日本の基準を確かめてください。
- 関税と消費税: 車の部品の関税と消費税は、車パーツのページの関税の節と関税・消費税のページにまとめています。
- 送れない物: オイルが付いているかもしれない中古のエンジンまわりの部品などは、送れないことがあります(海外通販で送れない物)。
- 総額: 部品の値段に送料・手数料・関税を足した目安は、総額計算機で出せます。
- 国内で探す場合: 国内の通販やオークションでも探せます。国内と海外のどちらで買うかの比べ方は、買い方の選び方にまとめています。
この記事で扱わないこと:査定・故障の判断と、部品が合うかの判定
- 中古車の購入の判断、査定、故障やその起こりやすさ
- 部品が車に合うか、世代やほかの車種と共通かの判断
- 本物の純正品かどうかの判断
- 並行輸入の車の車検証の型式の書き方(確かめてから追記します)
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この記事を書いた人
型番さがしの人
海外通販でマニアックな品を探すときの型番と総額を、規格書や海外の資料で調べて書いています。品物を買って試した話ではなく、資料で確かめたことを書いています。
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