最終確認 資料55件
車タコマ2代目の前期・後期は2012年モデルで分かれる|VINの読み方と「リコールではない」フレームの錆

2009年モデルのタコマ(2代目)
写真:米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)パブリックドメイン(米国政府の著作物)元のページ
この記事でわかること
- 前期・後期の境目は、2012年モデルの改良です。 ボンネット・グリル・ヘッドライト・前のバンパーが新しくなりました。年式は VIN の10桁目(2012年は C)で、エンジンは5桁目(X が2.7L、U が4.0L)で確かめます(メーカーは「前期・後期」と呼んでいません)。→2009年の1台と2012年以降、どこが違う?
- フレームの錆の対応は「リコール」ではありませんでした。 米国のリコール28件にフレームは無く、トヨタの文書では2005〜2010年モデル約887,000台の保証の延長(ZH6)です。期間は使い始めから12年などで、2026年の今は過ぎています。→フレームの錆は「リコール」だった?
- 国内の落札は少なく、米国の出品は多く並びます。 国内は約180日で「タコマ 2005-2015」が11件でした。米国の中古の純正テールランプ(中央値77.50ドル)を取り寄せる総額の試算は20,736〜24,653円です。→今、手に入る純正部品はいくら?
この記事は、タコマ2代目の年式と部品を確かめるための手引きです。本物(純正品)かどうかや、車・部品の状態の判定はしません。
年式とエンジンを決めて、海外の出品を探す
2005〜2011年モデルの顔のグリル
改良前の顔。1ページ目の25件のうち、中古は4件で、ほかは新品の社外品だった
出品者が「2005-2011 Toyota Tacoma OEM Front Grille Chrome Black Grill w/ Toyota Emblem」として出している品(セカイモン、2026年10月1日)
写真:セカイモンの出品(2026年10月)
英語の検索語
Tacoma 2005-2011 grille OEM2012〜2015年モデルの顔のグリル
改良後の顔。題に純正品番 53100-04470 を書いた出品がある
出品者が「Pre Owned 2012-2015 OEM Toyota Tacoma Front Grille 53100-04470」として出している品(セカイモン、2026年10月1日)
写真:セカイモンの出品(2026年10月)
英語の検索語
Tacoma 2012-2015 grille OEM2.7L 4気筒(2TR-FE)の部品
VIN の5桁目が X の車。ハイラックスや4ランナーと並べた題が多い
出品者が「NEW 2005-2015 TOYOTA TACOMA 2TR-FE 2.7L ENGINE VVTi 4 CYLINDER 2TR MOTOR」として出している品(セカイモン、2026年10月1日)
写真:セカイモンの出品(2026年10月)
英語の検索語
Tacoma 2TR-FE 2.74.0L V6(1GR-FE)の部品
VIN の5桁目が U の車。題に「GEN1」と書く出品が多い
出品者が「2005-2015 BRAND NEW TOYOTA TACOMA 4.0L 6CYL 1GR-FE GEN1 ENGINE ONLY」として出している品(セカイモン、2026年10月1日)
写真:セカイモンの出品(2026年10月)
英語の検索語
Tacoma 1GR-FE 4.0 2005-2015フレームの補修用の部分品
前・中・後ろの区画ごとの鉄の板。キャブの種類で形が分かれる
出品者が「Front Frame Repair Kit for 2005-2015 Toyota Tacoma 2nd Double Cab & Access Cab」として出している品(セカイモン、2026年10月1日)
写真:セカイモンの出品(2026年10月)
英語の検索語
Tacoma 2005-2015 frame
国内なら専門店・中古部品店やヤフオク・メルカリでも探せます(比べ方は買い方の選び方)。
タコマ2代目の部品を海外の出品で探すと、題の年式が「2005-2011」と「2012-2015」に分かれていました。この境目と、よく聞く「フレームのリコール」の中身を、トヨタの文書と米国の記録で確かめてみました。
目次
序 2009年モデルの1台から、何が分かる?
この1台を読む手順で、あなたの手元や出品のタコマが前期か後期か、どのエンジンか、フレームの保証の対象の年式だったかを確かめられます。題の下の写真は、米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)が撮った2009年モデルのタコマです。2ドアのレギュラーキャブで、ドアに「TACOMA」の文字、黒い樹脂のバンパーとグリル、鉄のホイールが写っています。グリルは2012年モデルの改良の前の形です。2009年モデルは、フレームの錆の保証の延長(2005〜2010年モデル)の範囲に入ります。また、この2ドアのレギュラーキャブは、2015年モデルで無くなりました。何がいつ変わったかは第1章と第2章、フレームの錆の呼び名の食い違いは第3章、持ち主の困りごとは第4章、部品の値段は第5章で書きます。
タコマ2代目はどんなトラック? 2005〜2015年モデルの履歴書
タコマ2代目は、北米で2005〜2015年モデルとして売られた中型のピックアップです。表の要点は、エンジンが2.7Lの4気筒と4.0LのV6の2つ、キャブが3種類(2015年モデルは2種類)、日本では正規に売られていない、の3つです。
表の「確度」は3段階です。「確定」はメーカーや公的機関の資料にあること、「通説」は独立した資料が2件以上一致すること、「報告」は1件だけの話です。
| 項目 | 内容 | 確度 |
|---|---|---|
| 世代 | タコマの2代目。トヨタの写真の一覧の題は「Second (2nd) Generation」 | 確定 |
| 北米のモデル年式 | 2005〜2015年モデル。次の3代目は2016年モデルから | 確定 |
| 生産の始まり | 2004年9月14日(NHTSA のリコールの記録にある、いちばん早い製造日)。トヨタの保証の文書は「2004年9月中旬」 | 確定 |
| エンジン | 2.7L 直列4気筒(2TR-FE)と4.0L V型6気筒(1GR-FE) | 確定 |
| 出力(2012〜2015年の資料) | 2.7Lは159馬力・180 lb-ft、4.0Lは236馬力・266 lb-ft | 確定 |
| 変速機 | 4気筒は5速MT・4速AT、V6は6速MT・5速AT | 確定 |
| キャブ | Regular Cab(2ドア)・Access Cab・Double Cab。2015年モデルは Access Cab と Double Cab の2つ | 確定 |
| 荷台の長さ | Access Cab は73.5インチ。Double Cab は60.3インチか73.5インチ(2015年の資料) | 確定 |
| 工場 | 米カリフォルニア州フリーモント(NUMMI)、メキシコのバハ・カリフォルニア(2005年から)、米テキサス州サンアントニオ(2010年7月から) | 確定 |
| 車台の呼び方 | 海外の資料は N220・N240・N250・N260・N270。VIN の解読には TRN245L・GRN265L のような型式が出る | 確定(型式の文字) |
| 日本での販売 | 正規には売られていない、と日本の自動車メディア2社 | 通説 |
初代・3代目・4代目との違いは、親ページのタコマの世代早見表にあります。
第1章 いつ生まれ、どう変わった? 2004年9月の生産開始から2015年のTRD Proまで
トヨタの報道資料を年ごとに並べると、顔が変わったのは2012年モデルの1回だけで、エンジンは11年間ずっと同じ2つでした。代わりに、工場とグレードがよく動いています。
タコマ2代目は2004年9月に生産が始まり、2015年8月に3代目が発表されるまで続きました。大きな変わり目は、テキサスの工場が加わった2010年、顔と内装が変わった2012年モデル、レギュラーキャブが無くなり TRD Pro が出た2015年モデルの3つです。写真の2009年モデルは、テキサスの工場ができる前の、改良前の1台です。
| 時期 | 出来事 |
|---|---|
| 2004年9月14日 | 2005年モデルの製造が始まる(リコールの記録にある、いちばん早い製造日) |
| 2005年モデル | 2.7L 4気筒と4.0L V6。写真の一覧の題に Access Cab・Double Cab・PreRunner・X-Runner・TRD の Sport と Off-Road の各パッケージ |
| 2005年 | メキシコのバハ・カリフォルニアの工場で生産が始まる |
| 2010年7月 | テキサス州サンアントニオの工場(TMMTX)で生産が始まる(8月6日に式典) |
| 2011年モデル | 米国の燃費データの一覧で、4WD の2.7Lに4速ATが初めて載る(2005〜2010年は5速MTだけ) |
| 2012年モデル(2011年9月発表) | ボンネット・グリル・ヘッドライト・前のバンパーが新しくなる。計器盤とハンドルも新しくなり、Entune の音響を用意。X-Runner も続く |
| 2014年モデル(2013年9月発表) | SR パッケージ、Entune の音響は4段階。後退カメラの画面がルームミラーから音響の画面に移る |
| 2014年8月 | TRD Pro が販売店に届く。希望小売価格は Access Cab で35,525ドルから |
| 2015年モデル | TRD Pro が2014年の Baja シリーズに代わる。レギュラーキャブが無くなる |
| 2015年8月17日 | 2016年モデルの3代目が発表される |
エンジンは2.7Lと4.0Lのまま、11年間変わりませんでした。では、写真の2009年モデルと、改良後の2012年以降のタコマは、どこを見れば見分けられるのでしょうか。第2章で、写真と VIN で確かめます。
第2章 2009年の1台と2012年以降、どこが違う? 顔・VIN・エンジン記号
顔の違いは写真で分かりますが、部品を探すときに頼りになるのは VIN でした。この章では、写真の1台から読めることと、VIN の5つの桁の読み方を並べてみます。
前期・後期は顔で、年式・エンジン・キャブ・工場は VIN で分かります。ここに書くのは、年式と仕様を絞るための材料です。車や部品の状態、純正品かどうかを決める材料ではありません。
写真の2009年モデルから、何が読める?

2009年モデルのタコマ(2代目、2ドアのレギュラーキャブ)。米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)の写真
写真:米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)パブリックドメイン(米国政府の著作物)元のページ
写真の説明とファイル名にある事実を、この章の道具で読むと次のようになります。
| 写真の説明にある事実 | そこから読めること | 確度 |
|---|---|---|
| 2009年モデル | VIN の10桁目は 9 になる(米国の規則の表) | 年式は写真の説明、9 は確定 |
| 2ドアのレギュラーキャブ | VIN の4桁目は、vPIC の解読で N が「Regular・4x2」 | キャブは写真で確定、桁は確定 |
| 改良前のグリル | 2005〜2011年モデルの顔。2012年モデルで新しい意匠になった | 確定 |
| 2009年モデル | フレームの保証の延長(2005〜2010年モデル)の範囲 | 確定 |
VIN のどの桁で、年式・エンジン・工場が分かる?
5つの桁を見ます。米国の規則の年式の表と、NHTSA の VIN の解読(vPIC)で、各桁に文字を当てはめて確かめました。
| 桁 | 分かること | タコマ2代目での例 |
|---|---|---|
| 1〜3桁目 | 作った会社 | 5TE(カリフォルニア)・3TM(バハ・カリフォルニア)・5TF(テキサス) |
| 4桁目 | キャブと駆動 | N はレギュラーの4x2、T はアクセスの4x2、J はダブルの4x2、U はアクセスの4WD、L はダブルの4WD |
| 5桁目 | エンジン | X は2.7Lの2TR-FE、U は4.0Lの1GR-FE |
| 10桁目 | 年式 | 5〜9が2005〜2009年、A〜F が2010〜2015年(2012年は C) |
| 11桁目 | 組み立て工場 | Z はフリーモント(NUMMI)、M はメキシコのティフアナ(バハ・カリフォルニア)、X はサンアントニオ |
- 解読に使ったのは、各桁に文字を当てはめた仮の VIN です。実在の車の VIN ではないので、チェックの桁(9桁目)は合っていません。
- 解読の結果には、TRN220L・TRN245L・GRN250L・GRN265L・GRN270L のような型式が出ます。海外の資料の「N220〜N270」は、この数字の部分と同じです。
- 2010年モデルは、VIN の11桁目で3つの工場のどれもありえます。テキサスの工場は2010年7月に始まりました。
前期(2005〜2011年モデル)と後期(2012〜2015年モデル)はどこが違う?
違いは顔と運転席の前です。トヨタは2012年モデルで、ボンネット・グリル・ヘッドライト・前のバンパー、計器盤・メーター・ハンドル・中央の操作部を新しくしました。
| 部位 | 前期(2005〜2011年モデル) | 後期(2012〜2015年モデル) |
|---|---|---|
| 顔(ボンネット・グリル・ライト・前のバンパー) | 改良前の形 | 新しい意匠 |
| 内装の前側 | 改良前の形 | 計器盤・メーター・ハンドル・中央の操作部が新しい |
| 後退カメラの画面 | — | 2.4インチから3.3インチ(2012年)。2014年モデルで音響の画面へ |
| 出品の題のグリルの品番 | 題に純正品番を書いた中古は見当たらず(社外品に 53100-04350 系の題) | 53100-04470 を書いた中古が5件 |
グリルの品番は、出品者が題に書いたものです。部品が合うかは、メーカーの部品の窓口で VIN から純正品番を確かめてから決めてください(車パーツのページの純正品番の節)。
PreRunner・X-Runner・Baja・TRD Pro は、どの年にある?
4つとも、エンジンやキャブではなく、グレードや仕様の名前です。
| 名前 | 中身 | ある年式 | 確度 |
|---|---|---|---|
| PreRunner | 4x2 に4x4 の高い車高と張り出したフェンダーを組み合わせた物 | 2005年モデルから(写真の一覧の題) | 確定 |
| X-Runner | アクセスキャブ・4.0L・6速MT の走りの仕様。0〜60マイルが7秒を切る | 2005年モデルからあり、2012年モデルも続く。米国本土は2013年モデルまで | 終わりの年は報告 |
| Baja | オフロードの限定車。2011年9月に、翌年に売り出す予定として初めて見せた | 2012〜2015年の写真の一覧に写真がある。2015年の資料は「2014年に用意した限定の Baja シリーズ」に TRD Pro が代わると書く | 確定 |
| TRD Pro | 車高を上げた前の足、ビルシュタインの緩衝器、黒いグリル | 2015年モデル(2014年8月に販売店へ) | 確定 |
2ドアのレギュラーキャブは2014年モデルまであり、2015年モデルで無くなりました。
第3章 フレームの錆は「リコール」だった? 呼び名と原典の食い違い
「タコマのフレームのリコール」という言い方をよく見かけます。NHTSA のリコールの一覧とトヨタの文書を並べて読み直すと、呼び名と中身が違っていました。
リコールではありませんでした。2005〜2015年モデルのタコマの米国のリコール28件に、フレームの錆のリコールはありません。トヨタの文書では、2017年5月21日に承認された集団訴訟の和解に基づく「保証の延長(Warranty Enhancement Program ZH6)」です。
- 対象: 2005〜2010年モデルのタコマ約887,000台(2004年9月中旬〜2010年7月中旬の生産)。同じ文書は、2007〜2008年モデルのタンドラ約341,200台、2005〜2008年モデルのセコイア約156,900台を合わせて約1,385,100台としています。
- 中身: 販売店がフレームを点検し、錆の穴が裁判所の決めた基準(Rust Perforation Standard)に届けばフレームを無料で交換します。点検は約2時間、交換は約1週間です。
- 錆止めの塗布: 基準に届かない車には、寒い20州とワシントン D.C. に登録された車だけ、錆止めの塗布(LSC H0F)を2019年5月まで行いました。
- 期間: 2019年4月の改訂版では、使い始めから12年か、2019年1月31日の遅いほうです。2010年に使い始めた車なら2022年までになるので、2026年の今は、どの車も期間を過ぎていると私は計算しています(計算による推論)。
- 報道: 和解の総額は約34億ドル、フレームの交換は錆の穴が10mm以上の場合、と米国の報道2社が伝えています(通説)。
2011〜2015年モデルは、この延長の対象ではありません。海外の掲示板には、2011〜2017年モデルに別の延長があったという投稿もありますが、トヨタの文書では確かめていません(報告)。
フレームのほかにも、資料によって書き方が違う点が4つありました。
| 論点 | 一方の資料 | もう一方の資料 | 確度 |
|---|---|---|---|
| 出力 | Wikipedia英語版は2.7Lを164馬力、4.0Lを245馬力 | トヨタの2012〜2015年の資料は159馬力と236馬力 | トヨタの値は確定。差の理由は確かめていない |
| 何代目か | トヨタの写真の一覧は「Second (2nd) Generation」 | 2011年のトヨタの講演の原稿は、2005年の物を「eighth generation(8代目)」と呼ぶ(トヨタの米国の小型トラックの数え方とみられる) | 両方確定。数え方は推論 |
| リーフスプリングのリコールの製造日 | 対象は2005〜2011年モデルの PreRunner と4x4(14V604000) | 同じ記録の製造日は2009年9月14日〜2010年10月11日で、2005年モデルと合わない | 記録のまま。理由は要確認 |
| リーフスプリングのリコールの台数 | NHTSA の要旨に台数は無い | 報道は約69万台 | 台数は報告 |
「フレームのリコール」と書いた記事や動画は、言葉の上では正しくありません。今から2代目を探すなら、保証の延長は終わっている前提で、フレームの状態の記載を出品者に確かめることになります。
資料で分かるのはここまでです。フレームの穴の大きさや、警告灯の点く理由は、持ち主の報告と米国の苦情の記録にあります。
第4章 持ち主たちは何につまずいた? フレーム・二次空気ポンプ・リーフスプリング
海外のタコマの掲示板(Tacoma World)と、日本のみんカラ、X を読んでみました。成功談より、困った話を先に並べます。あなたの年式に当てはまる話はどれか、表の「確度」と合わせて見てください。
持ち主がよく書く困りごとは、フレームの錆、2012年モデルの二次空気ポンプ、後ろのリーフスプリングです。この記事では、2026年10月1日に私が読んだ Tacoma World の8スレッド、みんカラのレビュー、X の投稿5件、NHTSA の苦情の記録を使いました。投稿者の名前は出さず、要点を自分の言葉でまとめています。
買ってから困った、という報告は?
いちばん多いのは、保証の期間を過ぎてからフレームの錆に気づいた話です。
- 期間を過ぎてから錆に気づいた: 2006年のアクセスキャブを中古で買った持ち主が、元は米メイン州にいた車で、2021年に錆がひどくなってから相談したところ、期間外で断られたと書いています。同じスレッドに、フレームが錆で折れた、という別の持ち主の投稿もあります(報告)。
- 自分で替えた分は払い戻されなかった: リーフスプリングのリコールの前に、折れたばねを自分で社外品に替えた持ち主が、払い戻しを断られたと書いています。一方で、払い戻された、という投稿もあります(報告)。
- 約2,000ドルの修理: 2012年モデルの持ち主が、二次空気ポンプとバルブの交換に約2,000ドルを払い、払い戻しは0ドルだったと書いています(報告)。
よく出る話題は?(米国の苦情の記録と掲示板)
NHTSA の苦情の記録では、2005〜2015年モデル(2010年モデルを除く)の3,795件のうち、本文に「frame」と錆(rust・corrosion)の両方がある苦情が635件でした。
| 話題 | 苦情の件数(本文の語で数えた) | 掲示板の話 | 確度 |
|---|---|---|---|
| フレームの錆 | 635件。2005年モデル197件・2006年モデル212件に多い | 塩をまく地域かどうかで違う、洗車と錆止めで保つ、という投稿 | 通説 |
| 二次空気ポンプ(2012年モデル) | 「air pump」などの語が145件、うち132件が2012年モデル | 警告灯が点き、速度が出なくなる。ポンプの中のスポンジを外して外付けのフィルターに替える対策 | 通説 |
| 後ろのリーフスプリング | 「leaf spring」が304件 | リコールの部品待ち | 通説 |
| ハンドルの中の配線(エアバッグ) | 「clock spring」「spiral」が124件 | — | 報告 |
- 苦情は持ち主の申告で、NHTSA は内容を確かめていません。販売台数で割っていないので、この数で年式どうしの故障の起こりやすさは比べられません。
- 2010年モデルは、NHTSA の窓口が3回とも0件を返したので、数に入れていません。
- フレームの錆の苦情は、届け出の年で見ると2014年が123件でいちばん多く、2023年に44件、2026年も9月までに10件が出ています。
- 2012年モデルの二次空気の苦情には、トヨタの特別サービスキャンペーン「20TC01」に触れた物が2件(2022年8月と2026年8月の届け出)ありました。2026年8月の届け出は2024年9月にキャンペーンの修理を受けたと書き、2022年8月の届け出はキャンペーンの期間が終わっていたと書いています(報告。キャンペーンの文書は確かめていない)。
買う前に、持ち主は何を見ている?
2010年の掲示板では、2005年モデルのエンジンマウント、4WD の切り替えの部品、TRD Sport(ボンネットの飾りの吸気口)と TRD Off-Road(後ろのデフロック)の違いが、買う前に見る点として挙がっていました(報告)。2023年の掲示板では、2005〜2010年モデルはもう保証が無い、という書き込みが続きます(報告)。
日本の持ち主と X では、何が話題?
日本では、乗り心地と力強さの話が中心です。
- みんカラでは、タコマの登録が130台、レビューが6件(平均4.5)でした(2026年10月1日)。2005年の車として書かれたレビュー2件(2023年9月・10月)は、4.0Lの力強さと V6 の音をよい点に、燃費をハイラックス並みと書いています(報告)。
- X の日本語の投稿5件(2026年9月)は、輸入車の店の納車の告知、個人の納車、「次はプレランナー」、旧型のタコマとハイラックスの近さ、フレームの違いへの驚きでした。「2代目」と世代を書いた投稿は見つかりませんでした。
- 2.7Lの2TR-FE は、出品の題でハイラックスや4ランナーと並べて書かれます。部品が共通かどうかは、この記事では確かめていません。
米国のリコールは何件? 主なものは?
重複を除いて28件です。そのうち11件は、販売を受け持つ地域の会社(Southeast Toyota・Gulf States Toyota)のリコールで、ラベルや販売店で付けた部品が中心です。
| 年式 | 2005 | 2006 | 2007 | 2008 | 2009 | 2010 | 2011 | 2012 | 2013 | 2014 | 2015 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 件数 | 10 | 11 | 10 | 11 | 13 | 13 | 9 | 7 | 6 | 4 | 4 |
| 部位 | NHTSA の番号 | 対象 |
|---|---|---|
| 後ろのリーフスプリングが折れ、燃料タンクに当たるおそれ | 14V604000 | 2005〜2011年の PreRunner と4x4。改修は2016年1月29日から |
| 運転席エアバッグに電気を送るハンドルの中の配線(スパイラルケーブル) | 12V092000 | 2005〜2009年(2004年9月14日〜2008年8月29日の製造) |
| アクセスキャブのシートベルトの締め付け装置のねじ | 13V337000 | 2005〜2011年のアクセスキャブ |
| フロアマットにアクセルが引っかかるおそれ | 09V388000 | 2005〜2010年 |
| プロペラシャフト | 07V324000・10V042000 | 2007年の4WD、2010年 |
| エンジンのバルブスプリング | 13V557000 | 2013〜2014年(2013年7月1日〜10月11日の製造) |
自分の車が対象かは、VIN を NHTSA のリコール検索で確かめてください。番号と内容は、NHTSA の記録を運営者が要約したものです。
どの年式の何が困りごとかが分かったら、次は部品の値段です。第5章では、国内の落札と、米国から取り寄せたときの総額を並べます。
第5章 今、手に入る純正部品はいくら? 国内の落札と輸入の総額
国内の落札を探すと、2代目の部品は約180日で数件ずつしか見つかりませんでした。米国の出品は1ページ目だけで25件並びます。ただ、見つかった国内の値段は、米国から取り寄せる総額より低いものもありました。
純正のテールランプなら、国内の落札は「2005-2015年式 純正ハロゲン」の14,040円の1件、米国の中古は中央値77.50ドルで、取り寄せる総額は20,736〜24,653円です(2026年10月1日の観測と試算)。
国内ではいくらで落札されている?
件数が少ないので、中央値ではなく見つかった物を並べます。2026年10月1日に、ヤフオク!の落札相場の検索で、過去約180日に終わった出品を数えました。価格は落札価格で、国内の送料は含みません。
| 検索語 | 件数 | 見つかった2代目の部品の例 |
|---|---|---|
| タコマ 2005-2015 | 11件 | 2005-2015年式のテールライト(純正ハロゲン)14,040円、2005-2015 の LED テールランプ左右18,000円、荷台のテールゲートのカバー(純正品番の記載あり)19,800円 |
| タコマ 05-15 | 7件 | 後ろのハブベアリング(社外品)28,303円、灰皿(純正)5,445円 |
| タコマ テールランプ 純正 | 15件 | 「09-15」の LED テールランプ左右(純正と書かれた物)72,800円 |
| タコマ 2代目 | 1件 | アンテナ(純正)5,665円 |
- テールライト14,040円は、題に左右か片側かの記載がありません。
- 「純正」かどうかは出品者の書き方で、この記事では判定していません。
米国の出品はいくら?
同じ日に、セカイモンの検索ページで eBay の出品の1ページ目を数えました。円はセカイモンの表示(1ドル約169.4円)です。
| 検索語 | 数えた件数 | 中央値 | 範囲 | 中身 |
|---|---|---|---|---|
| Tacoma 2005-2015 tail light OEM | 題に中古の純正とある13件 | 77.50ドル | 50〜130ドル | 片側1つ。題に品番 81550-04150(右)・81560-04150(左)の物も |
| Tacoma 2012-2015 grille OEM | 中古16件 | 109ドル | 70〜340ドル | 品番 53100-04470 を書いた物が5件 |
| Tacoma 2005-2011 grille OEM | 中古4件 | 140ドル | 124.99〜175ドル | 25件の多くは新品の社外品 |
| Tacoma 2005-2015 frame | 25件すべて | 159.99ドル | 99.15〜320.99ドル | すべて新品の補修用の部分品(前・中・後ろの区画) |
| Tacoma 1GR-FE 4.0 2005-2015 | エンジン本体13件 | — | 4,200〜5,400ドル | 新品・再生品。題に「GEN1」 |
フレームの検索の25件が、すべて補修用の部分品だったのは意外でした。フレームを丸ごと替えるのではなく、錆びた区画を切って当て板を溶接する部品です。
下の5点は、2026年10月1日にセカイモンに出ていた出品から、題に年式の範囲か品番がはっきり書かれた物を並べました。2026年10月1日の出品の価格は、並びの順に130ドル・129.35ドル・363.09ドル・164ドル・149.99ドルです。
今出ている品の例(2026年10月1日)

出品者が「2005-2015 TOYOTA TACOMA LH DRIVER SIDE TAIL LIGHT OEM 81560-04150」として出している品(セカイモン、2026年10月1日)
写真:セカイモンの出品(2026年10月)

出品者が「2005-2015 TOYOTA TACOMA RIGHT PASSENGER TAIL LIGHT LED TAIL LAMP OEM GENUINE」として出している品(セカイモン、2026年10月1日)
写真:セカイモンの出品(2026年10月)

出品者が「2005-2015 Toyota Tacoma Rear Passenger Leaf Spring Suspension Bar 48210-04650」として出している品(セカイモン、2026年10月1日)
写真:セカイモンの出品(2026年10月)

出品者が「2005-2015 Toyota Tacoma Frame Rail Rust Repair Kit Middle Section Under Doors」として出している品(セカイモン、2026年10月1日)
写真:セカイモンの出品(2026年10月)

出品者が「2012-2015 Toyota Tacoma Trd Pro OEM Headlight RH, Passenger Side」として出している品(セカイモン、2026年10月1日)
写真:セカイモンの出品(2026年10月)
写っているのは出品者の品です。本物かどうか・年代・状態は、当サイトでは確かめていません。
中古の純正テールランプを米国から取り寄せると、総額はいくら?
20,736〜24,653円です。77.50ドルの中古の純正テールランプ(片側)を、セカイモンを通して日本に送る場合を、このサイトの総額計算機で試算しました。
| 項目 | 金額 | 前提 |
|---|---|---|
| 商品 | 13,129円 | 77.50ドル×1ドル169.4円 |
| 米国内の送料 | 0円 | 送料を入れずに計算 |
| 米国の売上税 | 0〜1,313円 | 出品によってかかる。上限は商品代金の10%(計算機の見込み) |
| セカイモンの手数料 | 2,101円 | 商品価格の16% |
| 国際送料 | 5,506円 | 梱包して3kgと仮定した計算機の目安 |
| 関税・消費税 | 0〜2,604円 | テールランプのような車の灯火(85.12項)は、実行関税率表では無税。計算機には品目を「その他の物」で入れたので、上限に関税840円を含む。課税価格は商品価格の0.6倍などで計算 |
| 合計 | 20,736〜24,653円 | 端数・通関の手数料は含まない |
- 同じ計算機で、2012〜2015年モデルの中古のグリル(中央値109ドル、6kgと仮定)は30,666〜34,922円、フレームの補修用の部分品(中央値159.99ドル、15kgと仮定)は46,029〜52,435円でした。重さは出品に書かれていないので、私が置いた仮の値です。
- 「国内で買えばいいのでは?」と思う方へ。見つかった物があれば、国内のほうが総額は低くなりました。 国内のテールライト14,040円は、米国から取り寄せる試算20,736円より低い値です。ただ国内は約180日で数件しか見つからず、欲しい物が出ているとは限りません。
- この試算は2028年3月31日までに輸入する場合の例です。0.6掛けの特例は、2026年3月31日に成立した改正関税定率法等で、2028年4月1日に廃止されます。変更は関税・消費税のページにまとめています。
自分の条件での総額は、次の計算機で確かめられます。
ツール総額計算機
単独のページで開く商品の価格と送料などを入れて、支払う総額の目安を計算します。
支払う総額の目安
商品の価格を入れると、総額の目安が出ます。
0.6掛けの特例は2028年4月1日に廃止されます(法律は成立済み)。それ以降に届く荷物は、このツールでは計算しません。
出典: 財務省「第221回国会における財務省関連法律(成立日・公布日)」、e-Gov法令検索「関税定率法 第4条の6(令和8年法律第5号による改正、2028年4月1日施行の版)」
この金額は目安です。実際の関税・消費税は、通関の後にセカイモンから届く確定のお知らせで決まります。為替・送料・課税価格の扱いがわからない部分は、幅と「要確認」で示しています。燃油サーチャージは含んでいません。
最近の動き(2023〜2026年):何があった?
この3年は、2代目そのものの新しい発表は無く、フレームの苦情の届け出と、日本での輸入の話題が続いています。新しい順に並べます。
| 日付 | 出来事 |
|---|---|
| 2026年9月 | 日本語の X に、タコマの納車の告知や「次はプレランナー」の投稿が続く(世代の記載なし) |
| 2026年1〜9月 | 米国でフレームの錆の苦情が10件届け出られる(2代目の年式) |
| 2025年11月13日 | トヨタが2026年モデルのタコマを「fourth generation(4代目)」として発表。2代目は2つ前の世代になった |
| 2024年9月19日 | 2012年モデルの持ち主が、二次空気の特別サービスキャンペーン「20TC01」を受けたと NHTSA に届け出(2026年8月の届け出の中の記載) |
| 2024年8月8日 | ベストカーWeb が、タコマを海外専売のトヨタ車として、並行輸入してまで乗りたい人が多いと紹介 |
| 2023年5月 | 海外の掲示板で、2005〜2010年モデルのフレームの保証はもう終わっている、という書き込み |
| 2023年 | 米国でフレームの錆の苦情が44件届け出られる |
写真の1台と同じ前期のタコマなら、何で探す?
あなたが写真の1台と同じ前期(2005〜2011年モデル)の部品を探すなら、検索語に足すのは次の3つです。
- 年式の範囲: 顔まわりは「2005-2011」、エンジンや足まわりは「2005-2015」と書く出品が多くあります。
- エンジン: VIN の5桁目が X なら「2TR-FE」、U なら「1GR-FE」。
- キャブ: 「Regular Cab」「Access Cab」「Double Cab」。フレームの部分品はキャブで形が分かれます。
顔まわりなら、セカイモンで「Tacoma 2005-2011 grille OEM」の出品を見ると、改良前のグリルが並びます。下の箱の項目も、同じ検索です。国内で探すほうが向く場合もあるので、並べて書きます。
国内と海外、どちらで探す?
2005〜2011年モデルの顔のグリル
中古の純正は4件、中央値140ドルだった
出品者が「2005-2011 Toyota Tacoma OEM Front Grille Chrome Black Grill w/ Toyota Emblem」として出している品(セカイモン、2026年10月1日)
写真:セカイモンの出品(2026年10月)
英語の検索語
Tacoma 2005-2011 grille OEM2012〜2015年モデルの顔のグリル
中古16件、中央値109ドルだった
出品者が「Pre Owned 2012-2015 OEM Toyota Tacoma Front Grille 53100-04470」として出している品(セカイモン、2026年10月1日)
写真:セカイモンの出品(2026年10月)
英語の検索語
Tacoma 2012-2015 grille OEM2.7L 4気筒(2TR-FE)の部品
VIN の5桁目が X の車
出品者が「NEW 2005-2015 TOYOTA TACOMA 2TR-FE 2.7L ENGINE VVTi 4 CYLINDER 2TR MOTOR」として出している品(セカイモン、2026年10月1日)
写真:セカイモンの出品(2026年10月)
英語の検索語
Tacoma 2TR-FE 2.74.0L V6(1GR-FE)の部品
VIN の5桁目が U の車
出品者が「2005-2015 BRAND NEW TOYOTA TACOMA 4.0L 6CYL 1GR-FE GEN1 ENGINE ONLY」として出している品(セカイモン、2026年10月1日)
写真:セカイモンの出品(2026年10月)
英語の検索語
Tacoma 1GR-FE 4.0 2005-2015フレームの補修用の部分品
1ページ目の25件すべてが新品の部分品だった
出品者が「Front Frame Repair Kit for 2005-2015 Toyota Tacoma 2nd Double Cab & Access Cab」として出している品(セカイモン、2026年10月1日)
写真:セカイモンの出品(2026年10月)
英語の検索語
Tacoma 2005-2015 frame
国内で探すのは、出ている物で足りる人に向きます。純正のテールライトの落札は14,040円で、米国から取り寄せる試算(20,736〜24,653円)より低い値でしたが、約180日で「タコマ 2005-2015」は11件だけでした。海外で探すのは、年式や品番を絞って選びたい人と、フレームの補修用の部分品のように国内で見かけない物を探す人に向きます。米国の出品は検索1ページ目だけで25件並び、総額は国内の落札より高くなりがちです(2026年10月1日の観測。比べ方は買い方の選び方)。
第6章 買う前に何を確かめる? VIN・年式の範囲・灯火・関税
部品の取り違えを減らすには、VIN と、部品が2012年モデルの前用か後用かを先に確かめます。北米仕様の灯火と関税の話も、この章にまとめました。
先に確かめるのは、VIN で分かる年式・エンジン・キャブと、欲しい部品が2012年モデルの前用か後用かです。
自分の車の、何を先に確かめる?
VIN の3つの桁と、純正品番です。
- 10桁目で年式、5桁目でエンジン、4桁目でキャブと駆動を確かめます。
- 顔まわり・内装の前側は「2005-2011」か「2012-2015」かで探し分けます。
- 日本で見かけるタコマは並行輸入の車とされます。純正品番は、輸入した店か、メーカーの部品の窓口で VIN から確かめてください(車パーツのページ)。
英語では何と検索する?
基本は Tacoma に、年式の範囲と、エンジンかキャブを足して探します。
| 探したい物 | 英語の書き方 | 注意 |
|---|---|---|
| 2代目の部品全般 | Tacoma 2005-2015、2nd gen Tacoma | 3代目(2016〜)用と混ざらないよう年式の範囲を入れる |
| 顔まわり | 2005-2011、2012-2015 | 改良の前後で形が違う |
| エンジン | 2TR-FE、1GR-FE | 1GR-FE は題に GEN1 と書く出品が多い |
| キャブ | Regular Cab、Access Cab、Double Cab | フレームの部分品や窓まわりはキャブで違う |
| グレード | PreRunner、X-Runner、TRD Sport、TRD Off-Road、TRD Pro | X-Runner 専用の外装がある |
| 純正 | OEM、純正品番(例 53100-04470) | 表記だけで純正とは言えない。品番で照らし合わせる |
出品の状態の英語は、どう読む?
新品は New、中古は Used・Pre-owned、再生品は Remanufactured・Rebuilt と書かれます(言葉の直訳で、状態の判断はしません)。
| 表記 | 意味 |
|---|---|
| New・Brand New | 新品 |
| Used・Pre-owned | 中古 |
| Remanufactured・Rebuilt | 再生品 |
| OEM Grade | 純正と同じ等級をうたう社外品の書き方 |
| For parts or not working | 部品取り・動かない物 |
北米仕様の灯火は、車検で問題になる?
ライトを替えるなら、日本の基準を先に確かめます。日本の方向指示器は前後とも橙色です。北米仕様のテールランプやヘッドライトを付けるときは、ウインカーの色と位置を確かめてください。保安基準に合うかは、検査をする運輸支局などが判断します。ライトの色と車検の決まりの一覧は、車パーツのページにまとめています。
関税はかかる? 送れない物と重い部品
- 実行関税率表では、グリルやフレームの部分品など車の部分品(87.08項)も、ライト(85.12項の照明用・信号用の機器)も、板ばね(73.20項の自動車用のシャシばね)も、関税は無税です。品目の分類は、最後は税関が決めます。個人で使う物は海外の小売価格の0.6倍が課税価格になり、その合計が1万円以下なら関税と消費税は免税です。詳しくは関税・消費税のページにあります。
- オイルが付いているかもしれない中古のエンジンや、エンジンまわりの部品は、送れないか特別な扱いになることがあります。詳しくは送れない物のページを見てください。
- エンジン本体やフレームの部分品のような重く大きい物は、梱包で25kgを超えると「サイズ重量超過便」になり、送料が上がる例があります。
どこで買う? 買い方ごとの向き不向き
出ている物で足りるなら国内、年式や品番を絞って選ぶなら eBay か代行サービスが向きます。
| 買い方 | 向く場面 | 気をつける点 |
|---|---|---|
| 国内の輸入車の店・中古部品店・ヤフオク!・メルカリ | 出ている物で足りる。重い部品 | 件数が少ない(約180日で「タコマ 2005-2015」11件) |
| eBay で直接買う | 年式・品番を絞って英語で探す | 日本へ送らない出品者がいる。送料と税を自分で見積もる |
| 代行サービス(例: セカイモン) | 日本語・日本円で eBay の出品を買う | 手数料(商品価格の16%など)と、重い物の送料 |
買い方ごとの総額・手間・保証の違いは、買い方の選び方で比べています。
よくある質問
タコマ2代目の前期と後期はどこで分かれますか?
2012年モデルの改良で分かれます(メーカーは前期・後期と呼んでいません)。ボンネット・グリル・ヘッドライト・前のバンパーと、計器盤・ハンドルが新しくなりました。年式は VIN の10桁目(2012年は C)で確かめます。
2.7Lと4.0Lは、どこで見分けますか?
VIN の5桁目が X なら2.7Lの2TR-FE、U なら4.0Lの1GR-FE です。オートマは2.7Lが4速、4.0Lが5速です。
タコマのフレームのリコールは、今からでも受けられますか?
リコールではなく、2005〜2010年モデルの保証の延長(ZH6)でした。期間は使い始めから12年か2019年1月31日の遅いほうで、2026年の今は過ぎていると私は計算しています。自分の車の扱いは、トヨタの販売店に問い合わせてください。
2011年以降のタコマ2代目は、フレームの錆の心配はありませんか?
分かりません。2011〜2015年モデルは保証の延長の対象外で、苦情の記録では2005〜2006年モデルより少ない数でしたが、販売台数で割っていないので比べられません。塩をまく地域で使われたかで違う、と持ち主は書いています(通説)。
タコマ2代目は日本で正規に売られていましたか?
売られていない、と日本の自動車メディア2社が書いています(通説)。日本で見かける2代目は、並行輸入の車と考えられます。
2005〜2010年モデルのタコマのフレームには、約887,000台を対象に、使い始めから12年の交換の保証が付いていました。それは「リコール」と呼ばれがちでしたが、2026年の今はもう期間を過ぎています。
関連する型番
- トヨタ タコマの世代早見表:初代〜4代目の年式・エンジン・キャブの一覧
- ひとつ前の初代タコマ(1995〜2004年モデル):年式と部品の探し方
- 次の3代目タコマ(2016〜2023年モデル):3.5Lと2020年の改良
- 北米仕様の車パーツを個人輸入する前に:車検・ライトの色・純正品番・VIN の読み方
- 関税・消費税:0.6掛け・1万円以下の免税・免税にならない品目
- 送れない物:法令・航空便・代行業者の決まり
- 買い方の選び方:eBay 直接・代行・転送・国内の違い
- 総額計算機:商品価格から総額の目安を計算する
この記事を書いた人
型番さがしの人
海外通販でマニアックな品を探すときの型番と総額を、規格書や海外の資料で調べて書いています。品物を買って試した話ではなく、資料で確かめたことを書いています。
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- タコマの世代は2005年・2016年・2024年モデルで分かれる車
初代タコマの年式とキャブはVINで分かる車
タコマ3代目の前期・後期は2020年モデルで分かれる車- USDMパーツで車検を受ける前に見る3か所車
- 海外通販の関税・消費税はいくら?
- 海外から日本に送れない物
- タコマ 初代の写真:CutlassCC0(パブリックドメイン)元のページ
- タコマ 3代目の写真:MercurySable99(一部を切り出し)CC BY-SA 4.0元のページ




