最終確認 資料10件
バイクパーツヤマハのバイクエンジンはXS650ツインとジェネシス5バルブで分かる|型式の早見表
この記事でわかること
- ヤマハのバイク用エンジンは、大きく「空冷パラレルツイン(XS650系)」と「5バルブDOHC(ジェネシス系)」の2系列に分かれます。 XS650系は1969年のXS650から、ジェネシス系は1985年のFZ750から始まりました。→系列の見分け方
- FZ750のジェネシスエンジンは、世界初の5バルブDOHCでした。 吸気3バルブ・排気2バルブの構成で、高い充填効率と高回転化を両立したと伝えられています。
- XS650は、日本のホスク(Hosk)・昭和を経てヤマハに渡った設計の系譜を持ちます。 1955年のホスクのSOHC500ccツインに始まり、ホスクが設計した650ccツインを、ホスクを買収した昭和ごと1960年にヤマハが買収したことで引き継いだと伝えられています(通説)。
この表は、ヤマハのバイク用エンジンの系列を見分けるための早見表です。部品が合うかどうかの判定、本物かどうかの判定はしません。
どの系列のエンジン? XS650系と ジェネシス系の早見表
確度の札(意味は表の下):確定
| 型番 | 系列・何のエンジンか | 年式 | 排気量 | 見分けの手がかり | 主な車種 | 探す |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ヤマハ初の4ストロークかつ大排気量エンジンの系列確定 | 1969年10月(東京モーターショーで発表)・1970年に発売(XS1)〜1985年(Special終了)確定 | 653cc確定 | 空冷・4ストローク・OHC・2バルブの並列2気筒(360度クランク)。点火方式が1980年を境にコンタクトポイントからTCIに変わる確定 | 資料で確かめられていません | 海外の出品を見る英語の検索語 Yamaha XS650 engine | |
| 世界初の5バルブDOHCを採用したエンジンの系列確定 | 1985年(FZ750)〜1990年代(FZR系)確定 | 599cc(FZR600)〜1,002cc(FZR1000)確定 | DOHC・水冷・1気筒あたり吸気3バルブ・排気2バルブ。FZR600は4バルブに変更確定 | FZ750・FZR1000・FZR600確定 | 海外の出品を見る英語の検索語 Yamaha FZ750 FZR1000 engine |
確定=公的機関・規格団体・メーカーなどの出典で確かめた事実。通説=独立した複数の資料で一致している説(コレクターの資料だけによるものは「コレクターの間の説」)。「—」=資料で確かめられていない項目です。推測では埋めていません。
よくある質問
XS650とTX750は同じエンジンですか? 設計の系譜は同じ(空冷パラレルツイン・360度クランク・SOHC)ですが、TX750は別の車種として開発された後継格のモデルです。
FZR600もジェネシスエンジンですか? 名前は同じ系列ですが、FZR600は5バルブから4バルブに変更されています。
XS650の設計は、なぜヤマハの社内開発ではないのですか? 1955年に日本のホスク(Hosk)社が設計したSOHC500ccツインが起点で、ホスクが設計した650ccツインを、昭和(Showa)がホスクを買収し、ヤマハが1960年に昭和を買収するという、複数の企業買収を経てヤマハに引き継いだという経緯が背景にあるとされています(通説)。
型番ごとの詳しいページ
- バイクパーツFZ750は世界初の5バルブDOHC|ジェネシス系とFZR1000の違いFZ750(1985年)は、世界初の5バルブDOHCエンジン「ジェネシス」を積んだヤマハのスーパースポーツです。FZR1000は同じ5バルブ構成を受け継ぎ、FZR600は4バルブに変更されています。見分け方と系列の広がりをまとめます。
- バイクパーツXS650の設計は日本のホスクから続く系譜|点火方式で年式を見分けるXS650のエンジンは、1955年のホスク(Hosk)のSOHC500ccツインに始まり、昭和を経てヤマハが引き継いだ系譜を持ちます。1980年を境に点火方式がコンタクトポイントからTCIに変わるなど、年式ごとの見分け方をまとめます。
この記事を書いた人
型番さがしの人
海外通販でマニアックな品を探すときの型番と総額を、規格書や海外の資料で調べて書いています。品物を買って試した話ではなく、資料で確かめたことを書いています。
このブログについて