最終確認 資料4件
バイクパーツGS750とGS1000の違いはボア・ストロークの拡大で分かる|空冷DOHC4気筒の見分け方
この記事でわかること
- GS1000は、GS750よりボア・ストロークとも大きくした設計です。 ボアは65.0mmから70.0mmへ、ストロークは56.4mmから64.8mmへ広げられ、排気量は748ccから997ccに増えています。→見分け方
- GS1000はGS750より最高出力が高く、最後までキックスターターを持たずに作られました。 GS750の68PS(8,500rpm)に対し、GS1000は87PS(8,000rpm)で、スズキの記録では軽量化のためキックスターターを備えないとされています。
- 北米仕様には、GS1000EとGS1000Cの2トリムがありました。 キャストアルミホイールのEと、ワイヤースポークホイール・前輪シングルディスクのCに分かれていたと伝えられています。
このページは、スズキGS系エンジンの排気量バリエーションを見分けるための手引きです。部品が合うかどうかの最終判断、本物かどうかの判定はしません。
機種を決めて、海外の出品を探す
GS750(1976年〜)
748cc。GS系の最初のモデル
英語の検索語
Suzuki GS750 engine partsGS1000(1978年〜)
997cc。ボア・ストロークを拡大した版
英語の検索語
Suzuki GS1000 engine partsGS550(1977年〜)
小排気量版
英語の検索語
Suzuki GS550 engine parts
国内なら旧車バイク専門店・ヤフオクでも探せます(比べ方は買い方の選び方)。
目次
GS系空冷4気筒はどんなエンジン?
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 系列 | DOHC・空冷・並列4気筒(シム調整式2バルブ) |
| 最初の機種 | GS750(1976年発表。748cc、68PS@8,500rpm) |
| 排気量の範囲 | 748cc(GS750。ボア65.0mm×ストローク56.4mm)〜997cc(GS1000。ボア70.0mm×ストローク64.8mm) |
| 技術的な参考 | カワサキZ1-900を参考に設計されたと伝えられる(Wikipedia英語版) |
| レースでの成功 | GS1000が1978年のデイトナのAMAレース・鈴鹿8時間耐久レース初回で優勝 |
GS750は1976年、GS400(パラレルツイン)と同時に発表されました。スズキの大型4ストローク第1号で、国内・海外ともに好評を得たと記録されています。
いつ作られた? 1976年のGS750から1978年のGS1000まで
GS750の設計は、カワサキのZ1-900を参考にしたとされています。デュアルクレードルフレーム・テレスコピックフォーク・前輪シングルディスクを備え、ホンダCB750やシャフトドライブのヤマハXS750より扱いやすいハンドリングと評されたと伝えられています。
1978年、GS1000が追加されました。スズキの公式記録では「GS750の基本的なエンジン・車体の設計をもとに開発した、スズキ初のリッタークラス」とされ、ボアを65.0mmから70.0mmへ、ストロークを56.4mmから64.8mmへ広げて、排気量を748ccから997ccに拡大しています。最高出力はGS750の68PS(8,500rpm)に対し、GS1000は87PS(8,000rpm)、乾燥重量は234kgと記録されています。
1978年、Yoshimura SuzukiのGS1000がデイトナ・インターナショナル・スピードウェイでのAMAレースで優勝し、同年7月の鈴鹿8時間耐久レース初回も制しました。
GS750とGS1000はどこで見分ける?
排気量が異なります(GS750は748cc、GS1000は997cc)。ボア(65.0mmと70.0mm)・ストローク(56.4mmと64.8mm)がどちらも異なるため、内部部品(ピストン・コンロッドなど)は共通しません。
北米仕様のGS1000には2つのトリムがありました。キャストアルミホイールを備えたGS1000Eと、ワイヤースポークホイール・前輪シングルディスクのGS1000Cです。足まわりも異なり、GS1000Eはエア・オイル併用のフロントフォークを備えていたと伝えられています。
海外の持ち主は何を見ている?
SuzukiCycles.orgなどの愛好家の資料アーカイブが、GS系の型式ごとのスペックをまとめています。本ページの執筆時点(2026年10月)で確認できた資料は、スズキ公式のデジタルアーカイブ1件と、愛好家アーカイブ1件です。フォーラム・X(旧Twitter)での件数集計はまだ実施していません。
いくらで買える?(観測はまだ実施していません)
このエンジン系列について、国内の落札相場・海外の出品価格帯の自前の観測は、本ページの公開時点ではまだ実施していません。観測ができたら、調べ方(検索語・対象期間・件数)と日付を明記して追記します。
買う前に確かめたいこと
- 排気量(748ccか997ccか)を先に確認する。 ボア・ストロークがどちらも異なるため、内部部品は共通しません。
- GS1000のトリム(E・C)を確認する。 ホイール・フォークの仕様が異なります。
- 送れない物・関税については海外通販で送れない物一覧・関税・消費税の目安を確認してください。
国内と海外、どちらで探す?
GS750(1976年〜)
748cc
英語の検索語
Suzuki GS750 engine partsGS1000(1978年〜)
997cc
英語の検索語
Suzuki GS1000 engine partsGS550(1977年〜)
小排気量版
英語の検索語
Suzuki GS550 engine parts
国内の旧車バイク専門店・ヤフオクでも部品は探せます。排気量・型式が分かっているなら、国内の専門店で適合を確認する方法もあります(比べ方は買い方の選び方)。
よくある質問
GS1000はGS750より重いですか? スズキの公式記録では、GS1000の乾燥重量は234kgです。GS750の乾燥重量は、本ページの執筆時点では公式資料で確認できていません。
GS1000EとGS1000Cの違いは何ですか? ホイール(キャストかワイヤースポークか)とブレーキ・フォークの仕様が異なります。
GS系の次の世代は何ですか? 1980年のGSX1100Eから、DOHC4バルブ(16バルブ)に進化しています。
この記事を書いた人
型番さがしの人
海外通販でマニアックな品を探すときの型番と総額を、規格書や海外の資料で調べて書いています。品物を買って試した話ではなく、資料で確かめたことを書いています。
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