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最終確認 資料57件

グラディエーターJTとラングラーJLの違いは後ろ半分ディーゼルの年式・日本仕様・リコール18件

白いグラディエーターを真横から見た写真。4ドアのキャビンの後ろに、黒いカバーをかけた荷台が続く

4ドアの後ろに荷台が続くグラディエーターの真横

写真:Charles(Flickr: usf1fan2)CC0(パブリックドメイン)元のページ

この記事でわかること

  • グラディエーター(JT)の部品は、前半分がラングラーJLと共通で、荷台から後ろは別物です。 JLの4ドアに5フィートの荷台を付けたピックアップで、北米では2020年モデルからです。リアバンパー・後ろのフェンダー・後ろのサスペンションはJT用です(通説)。→後ろ半分とVINは何を語る?
  • 計器盤(メーター)に触れた苦情は109件ありますが、リコールの対象は3.5インチの計器盤だけです。 米国のリコールは2020〜2026年モデルで18件、苦情987件はステアリング(329件)と電装(287件)の分類が多い結果でした(自前の集計)。→持ち主たちは何に困った?
  • 重いホイールは、輸入より国内の落札で探すほうが総額を抑えやすい結果でした。 国内の純正ホイール4本組(タイヤ付き)の中央値は120,000円、米国からホイールを1本送る総額は40,932〜66,274円です(2026年9月29日の観測)。→今、手に入る部品はいくら?

この記事は、グラディエーターの年式・仕様を確かめて部品を探すために、私が調べたことをまとめた物です。本物かどうかの判定はしません。

部品を決めて、海外の出品を探す

輸入した総額を計算

国内なら専門店・中古部品店やヤフオク・メルカリでも探せます(比べ方は買い方の選び方)。

型番さがしの人

グラディエーターの部品を調べていて分かったのは、前半分はラングラーJLと共通で、荷台から後ろは別物だということです。部品メーカーの答えとフォーラムの話が、そこで一致していました。

序 ラングラーより31インチ長い1台から、何が分かる?

この1台の後ろ半分と VIN を読む手順で、あなたが探す部品がJLの物で済むのか、JT用なのか、どの年式の物なのかを絞れます。題の下の写真の白い1台は、4ドアのキャビンの後ろに荷台が続いています。グラディエーターは2018年11月28日、ロサンゼルスの自動車ショーで発表されました。4ドアのラングラーより、フレームが31インチ、ホイールベースが19.4インチ長く、後ろに5フィートの鋼の荷台を付けた形です。作るのは米国オハイオ州のトレド組立工場の南工場で、2018年4月までひとつ前の世代のJKを作っていた所です。年式ごとの変化は第1章、JLとの見分け方と VIN の読み方は第2章、北米と日本の資料の数字の違いは第3章、今買うといくらかかるかは第5章で書きます。

グラディエーターJTはどんな車? 寸法・エンジン・日本仕様の履歴書

グラディエーターは、4ドアのラングラーに5フィートの鋼の荷台を付けたピックアップトラックで、世代のコードは JT です。下の表は、名前・時期・寸法・エンジン・日本仕様を、確度付きで並べます。確度は3段階で、「確定」はメーカーや公的機関の資料に書いてあること、「通説」は独立した資料が2件以上一致すること、「報告」は1件だけの報告です。持ち主の声は、フォーラムやXの投稿を自分の言葉でまとめ、元の投稿へリンクしています。中古車や部品の状態の判断、査定はしません。

項目内容確度
呼び方Jeep Gladiator。世代のコードは JT(メーカーのリコールの通知に「(JT) Jeep Gladiator」。日本の型式も7BF-JT36)確定
発表2018年11月28日、ロサンゼルスの自動車ショー確定
北米のモデル年式2020年モデルから。2027年モデルの特別仕様車も発表済み確定
ボディ4ドア(クルーキャブ)と5フィートの鋼の荷台確定
JLとの寸法の差フレームは4ドアのラングラーより31インチ、ホイールベースは19.4インチ長い確定
生産米国オハイオ州のトレド組立工場の南工場(2018年4月までJKを作っていた所)確定
エンジン(北米)3.6L V型6気筒(285馬力)。3.0L V型6気筒ディーゼル(260馬力・442 lb-ft)は2021〜2023年モデル確定
変速機6速MT(2024年モデルまで)と8速AT確定
車軸前後とも Dana 44(第3世代)確定
積載・けん引(北米)発表時は積載1,600ポンド・けん引7,650ポンド。2024年モデルは最大1,725ポンド・7,700ポンド確定
日本への導入2021年11月30日に受注開始。ルビコンだけ確定
日本仕様7BF-JT36、右ハンドル、全長5,600mm、ホイールベース3,490mm、最大積載量250kg(2024年11月現在の諸元)確定
VINの5〜6桁目JT(JLはJX)報告(デコーダーの出力)

ラングラーの各世代との並びは、親ページのラングラーの早見表にあります。

第1章 年式ごとに何が変わった? 2020年の登場から2027年モデルまで

型番さがしの人

メーカーの報道資料と燃費の公的データで、年式ごとの変更を確かめてみました。節目は、ディーゼルを足した2021年、グリルと画面を変えた2024年、8速ATだけになった2025年です。

大きな節目は、ディーゼルを足した2021年、グリルと画面を変えた2024年、8速ATだけになった2025年です。登場の年から順に、何が変わったかを見ます。

赤いグラディエーターJTを右前から見た写真。4ドアの後ろに荷台

2020年モデルのグラディエーター Sport S(2025年6月、米ペンシルベニア州で撮影)

写真:MercurySable99CC BY-SA 4.0元のページ

写真の赤い1台は、登場した年の2020年モデルの Sport S です。Commons のファイル情報では、2025年6月15日に米ペンシルベニア州シャロンで撮った車です。この年のグレードは Sport・Sport S・Overland・Rubicon の4つで、エンジンは3.6L、変速機は6速MTか8速ATでした。2020年2月には砂漠向けの Mojave が加わり、Jeep で初めて「Desert Rated」を名乗りました。

  • 2021年、ディーゼルが載ります。 3.0Lディーゼル(EcoDiesel)と8速AT(8HP75)の組み合わせです。燃費の公的データでは、ディーゼルの車名(Gladiator EcoDiesel)は2021〜2023年モデルにだけあり、2024年モデルからは3.6Lだけでした。
  • 2024年、顔と画面が変わります。 新しいグリル、12.3インチの Uconnect 5、フロントガラスに組み込んだアンテナ。JLも同じ2024年モデルでグリルと画面が変わりました(JLのページ)。
  • 2025年、6速MTが無くなります。 8速ATだけになり、米国の希望小売価格も下がりました。

表は、北米のモデル年式ごとに、メーカーの報道資料と燃費の公的データで確かめた変更です。

北米のモデル年式主な変更
2020年登場。グレードは Sport・Sport S・Overland・Rubicon。3.6Lと6速MT・8速AT。2020年2月に砂漠向けの Mojave(Jeep で初の「Desert Rated」)が加わる
2021年3.0Lディーゼル(EcoDiesel、8速ATの8HP75)を追加。Willys と80周年記念車。全車で常時四輪駆動を選べるようになる
2023年メーカーの一覧のモデルは Sport・Overland・Mojave・Rubicon の4つ(Willys などは仕様として別に載る)。ディーゼルが載る最後の年式
2024年改良。12.3インチの Uconnect 5、1列目・2列目のカーテンエアバッグを標準に、新しいグリル、フロントガラスに組み込んだアンテナ。Mojave X・Rubicon X を追加
2025年8速ATだけになる(6速MTが無くなる)。パワーウインドウ・パワーロックを標準に。米国の希望小売価格を下げる
2026年ドアを外しやすいヒンジ。軍用トラック M715 をまねた Willys '41。2025年12月、Gladiator で初めて Sahara を追加
2027年特別仕様車 Gladiator Sarge(Willys・Rubicon がもと)
  • ディーゼルは3年だけです。 2021年の Gladiator EcoDiesel の燃費は市街地22・高速28・複合24マイル毎ガロン、2020年の3.6L(8速AT)は17・22・19でした。
  • 4xe(プラグインハイブリッド)は計画だけです。 2024年9月の資料は「2025年中に Gladiator に 4xe を加える」と書いています。2026年9月までの Stellantis の報道資料で Gladiator 4xe の発売の発表は見つけていません。燃費の公的データでも、2026年モデルまでの Gladiator はガソリンとディーゼルだけでした(要確認)。
  • ラングラーJLとは改良の年がそろっています。 JTの部品も「2020-2023」か「2024-」かで分かれることが多いと考えられます(推論)。

では、目の前の1台や出品の部品が、JLの物か、どの年式か、ディーゼルの車の物かは、どこを見れば分かるのでしょうか。第2章で、後ろ半分と VIN を読みます。

第2章 後ろ半分とVINは何を語る? JL・年式・ディーゼルの見分け方

型番さがしの人

目の前の部品は、JLの物でしょうか、JT用でしょうか。この章では、荷台とテールゲート、VIN の10桁目と8桁目から読んでみます。

JLとは荷台とテールゲートで見分けられ、年式は VIN の10桁目で分かります。ディーゼルかどうかとグレードは、VIN の8桁目と7桁目がデコーダーでそう表示されます(報告)。

白いグラディエーターを横から見た写真。キャビンの後ろに荷台

グラディエーターの横姿(2024年、3.0L V6ディーゼルの欧州向けとされる車)

写真:Charles(Flickr: usf1fan2)CC0(パブリックドメイン)元のページ

JLとどこが違う?

見分けやすいのは、荷台とテールゲート、荷台の下のスペアタイヤ、19.4インチ長いホイールベースです。上の写真の真横の姿でも、4ドアのキャビンの後ろに荷台が続くのが分かります。

白いグラディエーターを右後ろから見た写真。荷台にカバー、テールゲートに Jeep の文字

グラディエーターの後ろ姿(2021年の Sport)。ラングラーJLとの違いは荷台のある後ろ半分

写真:Mr.choppersCC BY-SA 3.0元のページ

見る所グラディエーター(JT)ラングラー(JL)
後ろ5フィートの荷台とテールゲート—
スペアタイヤ荷台の下、後車軸より後ろ(35インチまで積める)—
ホイールベースJLの4ドアより19.4インチ長い—
VINの5〜6桁目JTJX(JLのページ)

「JLの部品で済むのでは?」と思うかもしれません。JLの物が付くのは、主に前半分です。前バンパー・グリル・ボンネット・前のサスペンションにはJLの物が付き、後ろ(リアバンパー・後ろのフェンダー・後ろのサスペンション)は別物、という話が部品メーカーとフォーラムで一致しています(通説)。ドアの枠とルーフラックは共通とされる一方、JLの4ドアのハードトップ・ソフトトップは付かない、と同じ部品メーカーが答えています。

VINのどの桁で、年式・グレード・エンジンが分かる?

10桁目で年式が分かり、7桁目のグレードと8桁目のエンジンはデコーダーの表示で読めます(報告)。10桁目は、米国の規則の表でモデル年式を表します(2020年は L、2021年は M、2024年は R、2025年は S、2026年は T)。

JTのメーカーのVINのコード表の原典は、まだ確かめていません。代わりに、NHTSAの苦情データに載ったJTのVINの前半11桁(15通り)を、NHTSAのVINデコーダーに入れました(2026年9月29日)。

桁文字デコーダーの表示確度
1〜3桁目1C6—(15通りすべて同じ)報告
4桁目H・P車両総重量 5,001〜6,000ポンドの区分報告
4桁目J・R車両総重量 6,001〜7,000ポンドの区分報告
5〜6桁目JTGladiator報告
7桁目A・B・E・FSport・Rubicon・Mojave・Overland報告
8桁目G3.6L ガソリン報告
8桁目M3.0L ディーゼル(2021年モデルの例)報告
11桁目L組立工場は TOLEDO報告

読み取りの例(自前の観測): 「1C6JJTBM7ML」で始まるVINは、デコーダーで「2021 Gladiator Rubicon、3.0L Diesel」と表示されました。8桁目の M がディーゼル、10桁目の M が2021年です。デコーダーの出力はメーカーの届けた情報をもとにしていますが、コード表の原典を確かめるまでは「報告」としておきます。

ディーゼルの車は、どこで分かる?

いちばん確かな手がかりは年式と VIN です。北米のディーゼルは2021〜2023年モデルだけで、VIN の8桁目は M と表示されます(8桁目は報告)。

黒いグラディエーターのテールゲート左下の「ecoDIESEL」のエンブレムと尾灯

ディーゼル車のテールゲートに付く「ecoDiesel」のエンブレム

写真:CZmarlin — Christopher ZiemnowiczCC BY-SA 4.0元のページ

写真の黒い1台は、撮影者の説明によると ecoDiesel のエンジンを積むJTで、テールゲートの左下に「ecoDiesel」のエンブレムが付いています。エンブレムがすべてのディーゼル車に付いているかは確かめていないので、エンブレムだけで決めず、年式と VIN で確かめます。

グレードは何がある? 日本仕様はルビコンだけ

北米には Sport から Sahara まで多くのグレードがありますが、日本仕様はルビコンだけです(2024年11月現在の諸元)。発表時は Sport・Sport S・Overland・Rubicon の4つで、Mojave・Willys・Sahara などが後から加わりました。

グレード中身
Sport・Sport S基本のグレード。発表時の4グレードのうちの2つ
Overland発表時の上級。2024年モデルの一覧には無い
Rubicon4:1の副変速機(Rock-Trac)、前後の電動デフロック、前のスタビライザーを切り離す機構、33インチのタイヤ、4.10の最終減速比
Mojave2020年2月発表。砂漠向けの「Desert Rated」。FOX の2.5インチのショック、補強したフレーム、前1インチのリフト。積載1,200ポンド・けん引6,000ポンド
Willys2021年モデルから。Sport・Sport S に設定し、後ろの差動制限装置・ロックレール・32インチの泥用タイヤなど
Mojave X・Rubicon X2024年モデルから。常時四輪駆動、前カメラ、鋼のバンパー
Sahara2026年モデル(2025年12月発表)。47,125ドル(配送料1,995ドル別)

Rubicon の名前は、ラングラーとグラディエーターを合わせた世界の累計販売が2026年4月に100万台に達した、とメーカーが発表しています。

日本仕様はどう見分ける?

日本仕様は、型式の「7BF-JT36」と、右ハンドルのルビコンであることで見分けます。今回確かめた日本の型式は「7BF-JT36」だけでした(ハイフンの後の JT が世代。36 は3.6Lのエンジンと合いますが、メーカーの説明は見ていません)。親ページの型式の見方と同じ読み方です。2024年11月現在の日本の諸元は、グレードがルビコンだけ、ステアリング位置が右、変速機が8速ATでした。

灰緑色のグラディエーター Rubicon を右前から見た写真。ボンネットに RUBICON の文字

日本仕様のグラディエーター Rubicon(型式 7BF-JT36)。2025年3月、販売店の前で撮影

写真:TokumeigakarinoaoshimaCC0(パブリックドメイン)元のページ

撮影者の説明は「7BF-JT36型ジープ・グラディエータールビコンをフロントから撮影」で、日付は2025年3月10日です。写真の車のタイヤとホイールが純正かどうかは、説明に書かれていません。

日本仕様は、2024年11月の諸元で右ハンドルのルビコンだけです。ところが、その諸元を北米の資料と並べると、同じJTなのに数字が合わない所があります。

第3章 北米で約780kg、日本で250kg? 同じJTで資料の数字が違う所

型番さがしの人

北米の資料と日本の諸元を並べてみて、いちばん差が大きかったのは積める重さです。北米は最大1,725ポンド(約780kg)、日本の最大積載量は250kgでした。

北米の資料では積載が最大1,725ポンド(約780kg)ですが、日本の諸元の最大積載量は250kgです。画面の大きさ、エアバッグ、ショックの銘柄、ホイールベースの差の数字も、資料によって違います。

項目北米の資料日本の資料読み方
積める重さ最大1,725ポンド(約780kg。2024年モデル)最大積載量250kg(2024年11月現在の諸元)日本は貨物車として届け出られていると読める(推論)
画面12.3インチの Uconnect 5(2024年モデル)8.4インチ(2024年11月現在の諸元)日本仕様に改良後の装備が入ったかは要確認
エアバッグ1列目・2列目のカーテンエアバッグを標準(2024年モデル)運転席・助手席とサイドだけの記載同上
ホイールベースの差4ドアのラングラーより19.4インチ(約493mm)長い「ラングラー・アンリミテッドより480mm」(日本の記事)どの車どうしを比べた数字かは記事から分からない

日本仕様の中身は?(2024年11月現在の諸元)

日本仕様は3.6Lガソリン・8速AT・右ハンドルのルビコンで、最大積載量250kgが書かれています。

項目日本仕様
型式・グレード7BF-JT36、ルビコン
ハンドル右
寸法・重さ全長5,600・全幅1,930・全高1,850mm、ホイールベース3,490mm、車両重量2,280kg
定員・積載5名、最大積載量250kg、車両総重量2,805kg
エンジン3,604cc V型6気筒、209kW(284ps)、無鉛レギュラー・83L
変速機・駆動8速AT、最終減速比4.100、後輪駆動・四輪駆動・オンデマンド式の四輪駆動を選ぶ方式
タイヤ・最小回転半径LT255/75R17、6.9m
画面・メーター8.4インチの画面、7インチのカラーの表示
灯火後ろの霧灯、ウインカー付きのドアミラー

数字の違いから、何が読める?

  • 最大積載量が書かれています。 最大積載量を書くのは貨物の車の書き方で、日本では貨物車として届け出られていると読めます(推論)。検索候補にも「グラディエーター 1ナンバー」「車検 費用」が出ます。車検の周期や高速道路の料金の区分は、車検証と販売店で確かめてください。
  • 日本仕様の装備は、北米の2024年モデルの改良と違います。 2024年11月現在の日本の諸元は、画面が8.4インチ、エアバッグは運転席・助手席とサイドだけの記載でした。北米の2024年モデルは12.3インチとカーテンエアバッグが標準です。日本仕様に改良後の装備が入ったかは、確かめられませんでした(要確認)。
  • ショックの銘柄の記載が変わっています。 2024年11月の諸元は「Tennecoパフォーマンスショックアブソーバー」でした。日本の持ち主のレビューに「高年式はショックが廉価版になりエンジンカバーも無くなった」という声があり、国内の落札には「JT36 純正 FOX フロントショック」と書いた出品もありました(報告)。
  • ホイールベースの差は、日本の記事と米国の資料で少し違います。 日本の記事は「ラングラー・アンリミテッドより480mm」、米国の資料は19.4インチ(約493mm)です。どの車どうしを比べた数字かは、記事からは分かりませんでした。

日本仕様の部品を海外で探すときは、北米の年式の改良がそのまま当てはまるとは限りません。資料で分かるのはここまでです。走らせた後に何が起きたかは、持ち主たちの報告にあります。

第4章 持ち主たちは何に困り、何を評価した? フォーラム・苦情987件・リコール18件

型番さがしの人

海外のフォーラムとみんカラのレビューを読み、NHTSA の苦情987件を自分で数えてみました。あなたが気にしている故障の話は、この中にあるでしょうか。

海外ではデスウォブルと計器盤の故障の話が目立ち、日本の持ち主は全長と駐車を不満に挙げ、荷台と悪路の強さを評価しています。この記事では、私が2026年9月29日に読んだ、海外のフォーラムの4スレッド(JeepGladiatorForum.com の3つは保存版)、みんカラのレビューと整備手帳、Xの投稿7件、NHTSAの苦情987件を使いました。投稿者の名前は出さず、要点を自分の言葉でまとめています。

持ち主は何を話題にしている?

話題件数と時期要点確度
デスウォブル(段差の後などにハンドルと前輪が激しく振れ続ける現象)フォーラム2スレッド(2022年3月・2023年1月)、苦情87件無改造の車の報告と、リフトアップ後の報告の両方がある通説
計器盤(メーター)の故障「cluster」を含む苦情109件画面が消える。リコールの対象外と言われた・対象に入っていないと書いた苦情が20件ほど報告(件数は自前の集計)
フロントガラスの割れフォーラム1スレッド(2019年5月〜。読んだのは13ページ目の2022年12月〜2023年3月の投稿)、「windshield」と「crack」を含む苦情10件寒い日に暖房・デフロスターを使った後に割れた、という投稿が2件。石はねで割れた話も同じスレッドに混ざる報告
JLとの部品の共用フォーラム1スレッド(2019年2月)、部品メーカーの記事1件(2021年11月)前半分はJLの物が付く。後ろは別物通説
日本の持ち主の使い方みんカラのレビュー10件(1ページ目の5件は2025年3〜11月)荷台と悪路の強さを評価。不満は全長・駐車・価格報告

デスウォブルは、どんな車で起きている?

無改造の車でも、リフトアップした車でも、起きたという報告があります。

  • 2020年モデル、約1万8千マイル、無改造で、高速道路の70マイル前後で段差を越えると振れが始まり、60マイル以下に落とすまで止まらない、という報告があります。販売店では原因が見つかりませんでした。
  • 2022年の Rubicon で、3.5インチのリフトと37インチのタイヤを付けた後、夜が冷え込み始めた秋から、段差や橋の継ぎ目を35〜40マイルで越えると起きるようになった、という報告があります。販売店はステアリングダンパーの交換を勧めましたが部品待ちが2か月続き、純正のタイロッドエンドも数か月先まで欠品と言われた、と書いています。
  • NHTSAの苦情で「death wobble」と書いたものは87件で、2021年モデル34件、2020年モデル27件、2022年モデル21件でした。そのうち、ダンパー・スタビライザーに触れたものが19件、「stock」「no modifications」などの語で改造していないと読めるものが10件あまりでした(語で数えた概数)。
  • 日本の持ち主の整備手帳(2025年3月)には、37インチのタイヤを履いた車で、一般的なステアリングダンパーの移設キットの位置ではすき間が足りず、ブラケットを加工して付け直した記録があります(報告。デスウォブルの話ではありません)。

計器盤の故障は、リコールの対象になる?

対象は3.5インチの計器盤を付けた車だけです。

  • 2024年のリコール(24V-652)は、3.5インチの計器盤を付けた2020〜2024年モデルのグラディエーターと2018〜2024年モデルのJLが対象です。販売店で計器盤を交換し、新しい計器盤に走行距離を書き込む作業に約2日かかる、と通知に書かれています。
  • 苦情の本文に「cluster」を含む109件のうち94件は2020年モデルで、届け出の年は2025年が67件と最も多く出ています。「自分のVINはリコールの対象外と言われた」「対象に入っていない」という趣旨が20件ほどありました(語で数えた概数)。リコールの対象が3.5インチに限られることと合わせて読むと、対象の外の計器盤でも故障の申告が続いている可能性があります(推論)。
  • 日本仕様の諸元は7インチの表示です。日本の届出の一覧では、2026年3月のメータークラスターの届出の題名は「ラングラーアンリミテッド/ラングラー」で、グラディエーターは載っていませんでした。

米国ではどんなリコールが出た?(18件)

NHTSA のリコールの窓口で、車名「Gladiator」を年式ごとに引いた件数は次のとおりです(2026年9月29日)。リコールの番号は米国の NHTSA の番号です。

年式2020202120222023202420252026
件数7886212

重複を除くと18件で、主なものはクラッチ、ディーゼルの燃料ポンプ、計器盤、パワーステアリングの配線です。

部位NHTSA の番号対象の年式
6速MTのクラッチの圧着板の過熱・破損20V124000・21V028000・23V116000(23V116000の改修を受けた2021年モデルには、エンジン制御のソフトの24V572000も)2020〜2023年
3.0Lディーゼルの高圧燃料ポンプ22V767000・23V2630002021〜2023年
後ろのドライブシャフトの継手にグリスが入っていない19V6360002020年
8速ATのパーキングの機構がかからないおそれ22V639000(グラディエーターだけ)2022年
計器盤(3.5インチ)24V6520002020〜2024年
電動油圧パワステのポンプの配線26V3630002021〜2025年
スチールホイール26V4560002026年

日本のリコール等の届出の一覧(2000年〜)で、題名に「グラディエーター」が出るのは外-3933の1件でした。米国の26V363000(パワステの配線)と同じ部位の日本の届出は、2026年8月27日までの一覧には見当たりませんでした。自分の車が対象かは、日本仕様なら販売店と国土交通省の検索で確かめてください。

米国の苦情987件で多いのは?(自前の集計)

分類で多いのは、ステアリング(329件)と電装(287件)です。NHTSA の苦情のデータを、車名「Gladiator」の2020〜2026年モデルで引き、重複を除くと987件でした(2019年6月〜2026年9月の届出。2026年9月29日取得)。

部位(NHTSA の分類)件数
ステアリング329
電装287
動力伝達156
エンジン129
サスペンション106
年式202020212022202320242025
苦情の件数483290120562315
  • 届け出の年では、2025年が227件で最も多く、2026年も9月までに145件ありました。2025年の届け出のうち67件は、本文に「cluster」を含む計器盤の苦情でした。
  • 「clutch」を含む苦情は56件で、2020〜2022年モデルに集まっています。クラッチのリコールが何度も出た年式と重なります。
  • 苦情は持ち主の申告で、NHTSA は内容を確かめていません。販売台数で割っていないので、年式どうしの故障の起こりやすさは比べられません。

日本の持ち主は、何に不満で、何を評価している?

不満は全長と駐車場、評価は荷台と悪路での安心感です。みんカラのクルマレビューは10件で、1ページ目の5件はどれも「ルビコン_RHD_4WD(AT_3.6)(2023年)」でした。

  • 不満な点は、全長と駐車場、内外装の割に高い価格、屋根の開け閉めの手間、前の室内灯の暗さでした。
  • よい点は、荷台(バイクや道具を運ぶトランポとしての使い方)と悪路での安心感、部品の豊富さでした。

Xでは何が投稿されている?(7件)

見つけた投稿は、Jeep の公式アカウントの6件と、国内の部品店の1件でした。個人の持ち主の投稿は、今回の方法(検索エンジンと保存版の投稿の番号)では集められませんでした。

時期投稿の中身(要約)
2026年8月国内の部品店が、JL・JT 用のハードトップの製品を告知
2020年8月公式アカウントが、ディーゼルは2021年モデルに載ると投稿。同じ日にディーゼルのコンセプト車 Farout を告知
2020年7月公式アカウントが、2021年モデルの Gladiator EcoDiesel を「2020年冬から」と予告
2020年2月公式アカウントが、Mojave の登場を告知。2月2日には「#GroundhogDay2020」を付けた短い投稿も
2018年11月公式アカウントが、ロサンゼルスでの発表を告知

どこがJT専用で、どの年式に何が出ているかが分かったら、次は値段です。第5章では、国内の落札と、米国から取り寄せたときの総額を並べます。

第5章 今、手に入る部品はいくら? 国内の落札と輸入の総額

型番さがしの人

国内の落札と米国の出品を、2026年9月29日に数えてみました。重いホイールに限っては、国内で探すほうが総額を抑えやすい結果でした。

重いホイールは、国内の落札(4本組の中央値120,000円)のほうが、米国から送るより総額を抑えやすい結果でした(2026年9月29日の観測)。

国内の落札ではいくら?(純正部品)

純正17インチホイールの4本組(タイヤ付き)は、中央値120,000円(3件)です。2026年9月29日に、ヤフオク!の落札相場の検索「ジープ グラディエーター 純正」で、過去約180日に終わった出品48件を見ました。価格は落札価格で、国内の送料は含みません。

部品件数除外の基準中央値範囲
純正17インチホイールの4本組(タイヤ付き)3件題に「グラディエーター 純正」と「4本」の両方がある物だけ。本数が書かれていない2件(55,000円・74,000円)、JL用と併記した物、1本だけの物を除いた120,000円99,990〜148,000円
JL・JT併記の純正ホイール4本組4件題が「JL」中心で「グラディエーター」も併記した17インチ。392用(8J)の1件を除いた65,500円31,500〜115,000円
  • 148,000円の1件は、2023年製の新しい冬用タイヤ付きでした。タイヤの有無と種類で差が大きく出ます。
  • JT専用の部品も少しずつ出ていました。純正のフェンダー前後左右4点が33,200円、オーバーフェンダーと泥よけの組が44,000円、純正のFOXの前のショック左右が21,989円、純正マフラーが34,800円、LEDのウインカーが片側8,800円などです(各1件)。
  • 「日本仕様 日本光軸」と題に書いたJL・JT用の社外ヘッドライトも出ていました。灯火は日本仕様かどうかで選び方が変わります。

米国の出品はいくら?

トノカバーは中央値159ドル、Rubicon の純正ホイールは1本139〜235ドルです。同じ日に、eBay の米国の出品を即決価格で数えました。

検索語件数中身と価格
Jeep Gladiator JT tonneau cover25件(すべて米国発)ほぼ新品の社外品。中央値159ドル、129.08〜462.89ドル。布の巻き取り・三つ折りが130〜190ドル、硬い板の三つ折りが270ドル以上
Jeep Gladiator JT tailgate24件(すべて米国発)中古の純正テールゲート本体は3件で544〜800ドル、米国内の送料が239.99〜450ドル。ほかはハンドル(95〜164ドル)、内張り、荷台用のテーブル板など
Jeep Gladiator Rubicon wheels25件(すべて米国発)1本139〜235ドル、タイヤ付き4〜5本組が1,345.5〜2,965.5ドル。「JL & JT」と併記した出品が多い

同じ「Gladiator」の題でも、部品の場所で年式の幅と形が違います。後ろバンパーは、出品者が「Park Assist」とする銀色の物と「Rubicon」「METAL」とする金属の物で見た目が違い、ディーゼル用の排気の出品は、題の年式を「2021-2023」としています。下の6点は、2026年10月1日にセカイモンに出ていた出品から、題に「Gladiator」がはっきり書かれた物を並べました。2026年10月1日の出品の価格は、並びの順に164ドル・200ドル・176ドル・343.95ドル・414.92ドル・1,345.5ドルです。

今出ている品の例:後ろ半分・ディーゼル・ホイール(2026年10月1日)

  • 灰色の敷物の上に置いた、黒いテールゲートのハンドルと、裏に付く格子状の部品

    出品者が「2020-2025 Jeep Gladiator JT Tailgate Handle OEM」として出している品(セカイモン、2026年10月1日)

    写真:セカイモンの出品(2026年10月)

  • 白い板の上に置いた、銀色の後ろバンパー。左右に赤い反射板、表面に小さな丸い穴が並ぶ

    出品者が「OEM 2020-2026 Jeep Gladiator JT Rear Bumper Assembly Park Assist OEM Silver」として出している品(セカイモン、2026年10月1日)

    写真:セカイモンの出品(2026年10月)

  • 白い台の上に置いた、濃い灰色の金属の後ろバンパー。覆いの無い骨組みで、中央にナンバーを付ける部分がある

    出品者が「2020-2023 JEEP GLADIATOR JT RUBICON REAR BUMPER METAL OEM 68341830AA」として出している品(セカイモン、2026年10月1日)

    写真:セカイモンの出品(2026年10月)

  • 白地に並べた、黒い3枚折りの硬いトノカバーと取付けの金具、段ボールの箱

    出品者が「3-Fold Hard Tonneau Cover for Jeep Gladiator JT 5ft 2020-2026」として出している品(セカイモン、2026年10月1日)

    写真:セカイモンの出品(2026年10月)

  • 白いグラディエーターを後ろから見た写真。後ろのタイヤの前から黒い排気の出口が出ている

    出品者が「aFe Vulcan DPF-Back Exhaust for 2021-2023 Jeep Gladiator JT 3.0L EcoDiesel」として出している品(セカイモン、2026年10月1日)

    写真:セカイモンの出品(2026年10月)

  • 舗装の上に置いた、黒いホイールにゴツゴツしたタイヤを付けた4本

    出品者が「17" Jeep Gladiator RUBICON OEM wheels rims black Wrangler 9326 SET BFG A/T 33"」として出している品(セカイモン、2026年10月1日)

    写真:セカイモンの出品(2026年10月)

写っているのは出品者の品です。本物かどうか・年代・状態は、当サイトでは確かめていません。

輸入すると、総額はいくら?

テールゲートのハンドルで33,548〜35,246円、ホイール1本で40,932〜66,274円、テールゲート本体で197,266〜210,397円です。このブログの総額計算機と同じ計算で、1ドル150円、2026年10月15日着、品目は「車やバイクの部品など」、米国の売上税は0として出しました。

物商品前提総額の目安
純正テールゲートハンドル164.00ドル(送料無料)梱包1kg33,548〜35,246円
布の三つ折りトノカバー159.00ドル(送料無料)梱包12kgと仮定通常の国際送料なら39,526〜42,256円。箱の3辺の合計が160cmを超えて「サイズ重量超過便」(国際送料を約3万円とする)になると59,326〜65,125円
Rubicon の純正ホイール1本164.99ドル(送料無料)梱包13kgと仮定通常の国際送料なら40,932〜43,751円。箱の3辺の合計が160cmを超えて超過便(約3万円とする)になると60,432〜66,274円
純正テールゲート本体(中古)699.99ドル+米国内送料239.99ドル梱包40kgと仮定25kgを超えるので「サイズ重量超過便」。国際送料を約3万円とすると197,266〜210,397円。セカイモンは、サイズによって送料はさらに高くなると書いています
  • 幅の上側には、簡易税率での関税が入っています。ホイールやバンパーなど車の部分品(87.08項)は関税が無税で、無税の物には簡易税率も使わないため、実際は下側に近いとみられます(推論)。
  • 重さと箱の大きさは出品に書かれておらず、置いた値です。セカイモンでは、梱包で25kgを超えるか、箱の3辺の合計が160cmを超えると「サイズ重量超過便」になり、国際送料はおよそ3万円程度からです。ホイールやトノカバーは箱が大きく、超過便になる見込みが高いと考えられます(推論)。
  • 「国内で買えばいいのでは?」重い部品は、そのとおりの結果でした。 国内の純正ホイール4本組(タイヤ付き)の中央値は120,000円で、米国からホイールだけを1本ずつ送る試算(40,932〜66,274円)の4本分より低くなります。ただし国内はタイヤ付き、米国はホイールだけの出品が中心で、中古と新品も混ざる比べです。テールゲートのような大物は、国内の出品が少なく、海外から送ると送料が大きくなります。

自分の条件での総額は、次の計算機で確かめられます。

ツール総額計算機

単独のページで開く

商品の価格と送料などを入れて、支払う総額の目安を計算します。

出品エリアと通貨

空欄なら目安の157.6円で計算し、±3%の幅をつけます。

商品

商品1

重さは、アメリカ・カナダの出品の国際送料の目安に使います(セカイモンの料金表の重さの区分に当てはめます)。

現地の消費税と現地配送保険料は、購入金額(課税対象額のもと)に入ります。アメリカの出品の現地の消費税は、落札するまで額が決まりません。空欄なら、幅の上限に商品価格の10%(セカイモンが入札時に仮に計算する率)を見込みます。かからないとわかっていれば0を入れてください。

わかれば入れる

入れると重さからの目安より優先します。イギリス・EUなどの出品は、商品ページで確かめて入れてください。

革製品・ニット・履物など簡易税率を使わない品目や、課税価格が20万円を超えるときに使います。

税のルールは到着予定日で切り替えます(既定は今日から21日後)。2028年4月1日以降に届く荷物は計算しません。

支払う総額の目安

商品の価格を入れると、総額の目安が出ます。

この金額は目安です。実際の関税・消費税は、通関の後にセカイモンから届く確定のお知らせで決まります。為替・送料・課税価格の扱いがわからない部分は、幅と「要確認」で示しています。燃油サーチャージは含んでいません。

最近の動き(2023〜2026年)は? リコールと日本の製品ページ

2026年はパワーステアリングの配線(火災のおそれ)などのリコールが続き、Jeep Japan の製品ページは9月の保存版で「ページが無い」表示になっていました。表は新しい順です。リコールの番号は米国の NHTSA の番号です。

日付出来事
2026年8月13日2026年モデルの後退カメラの映像が出ないおそれのリコール(26V531000)
2026年7月16日2026年モデルのスチールホイールの壁が薄く、割れるおそれのリコール(26V456000)
2026年6月12日2027年モデルの特別仕様車 Gladiator Sarge を発表。価格は同じ装備の Willys・Rubicon より500ドル高い
2026年6月9日2021〜2025年モデルのラングラーとグラディエーターの、電動油圧パワーステアリングのポンプの配線の過熱で火災のおそれ。米国でラングラーと合わせて推計1,076,999台。直るまで建物や他の車から離して駐車するよう案内(26V363000)
2026年4月〜9月Jeep Japan の製品ページ。4月12日の保存版では960万円、9月22日の保存版では「ページが無い」
2025年12月19日Gladiator に初めて Sahara を追加
2025年11月20日2026年モデル。ドアを外しやすいヒンジ、Willys '41(47,840ドル)
2025年6月26日J.D. Power の2025年の初期品質調査で、中型ピックアップの1位(同点。3年で2回目)
2025年1月23日日本で、ステアリングコラムコントロールモジュールの改善措置の届出(外-3933。ラングラーアンリミテッド・グラディエーター・グランドチェロキー)
2024年9月18日2025年モデル。8速ATだけに、米国の価格を下げる(Sport 38,100ドル〜Rubicon・Mojave 51,100ドル、配送料1,895ドル別)
2024年9月5日3.5インチの計器盤が映らなくなるおそれのリコール(24V652000)
2023年9月13日2024年モデルの改良を発表

日本ではいくらだった? 価格の推移

日本の価格は、770万円(2021年11月)から960万円(2023年6月以降の保存版)に上がりました。

時点価格(税込)
2021年11月30日770万円(パールコートは775万5千円)。特別価格の400台
2022年3月4日の受注から810万円。400台は受注開始から約3か月で完売
2023年6月〜2026年4月の保存版960万円

810万円から960万円に変わった日は決められませんでした。価格を読めた保存版は2022年3月(810万円)の次が2023年6月(960万円)で、その間の保存版には価格の表示がありませんでした(要確認)。Jeep Japan の製品ページが無くなった理由(販売の終了かどうか)は、発表を見つけていません(要確認)。

あなたが探すなら、どの年式・どの番号で絞る?

あなたが探す部品が次のどれかなら、年式と番号をここまで絞ってから検索します。

  1. 2021〜2023年モデルのディーゼル車の部品なら: VIN の10桁目で年式(2021年は M)、8桁目が M(ディーゼルと表示される。報告)かを先に確かめます。英語は Jeep Gladiator EcoDiesel 3.0 で、同じエンジンの Ram 1500 と併記した出品があります。高圧燃料ポンプのリコール(22V767000・23V263000)が出た年式でもあります。
  2. グリルや画面まわりの部品なら: 2024年モデルでグリル・画面・アンテナが変わったので、「2020-2023」か「2024-」かを決めます。日本仕様は2024年11月の諸元でも8.4インチの画面です。
  3. 日本仕様(7BF-JT36)のルビコンのホイールなら: 国内の純正4本組(タイヤ付き)の中央値は120,000円、米国から1本送る総額は40,932〜66,274円でした(2026年9月29日の観測)。

荷台から後ろの部品(テールゲート・リアバンパー・トノカバー)はJLとは別物とされるので(通説)、どの場合も「JT」を検索語に入れます。下の箱は、国内と海外のどちらが向くかを並べています。

国内と海外、どちらで探す?

輸入した総額を計算

国内で探す:重いホイールや、日本仕様の純正の中古を探す方に向きます。ただしJT専用の部品は件数が少なく、テールゲートのような大物は国内の出品が少なめです。海外で探す:トノカバーなど北米の新品・社外品を英語で選びたい方に向きます。ただし米国からホイールを1本送る総額は40,932〜66,274円で、国内の純正ホイール4本組(タイヤ付き)の中央値は120,000円でした(2026年9月29日の観測。比べ方は買い方の選び方)。

第6章 買う前に何を確かめる? 年式・英語の検索語・灯火と関税

型番さがしの人

ここまでの章から、部品を探す前に確かめたいことを4つにまとめました。年式、前と後ろのどちらの部品か、2024年の改良の前か後か、日本仕様の品番です。

前半分の部品はJLの物も候補になり、後ろの部品とハードトップ・ソフトトップは JT 用を選びます。外装・内装の部品は「2020-2023」か「2024-」かで探し分けます。

先に車の条件を確かめる

確かめるのは、年式、前と後ろのどちらの部品か、2024年の改良の前か後か、日本仕様の品番の4つです。

  • VINの10桁目で年式を確かめます。5〜6桁目の世代(JT)、7桁目のグレード、8桁目のエンジンは、NHTSAのデコーダーの出力で読めます(報告)。
  • 前半分の部品はJLの出品も候補になりますが、後ろの部品とハードトップ・ソフトトップはJT用を選びます。
  • 2024年モデルでグリル・画面・アンテナが変わったので、外装や内装の部品は「2020-2023」か「2024-」かで探し分けます。日本仕様は2024年11月の諸元でも8.4インチの画面なので、北米の2024年以降の画面まわりの部品とは合わない可能性があります(推論)。
  • 日本仕様の車の部品は、先に国内の正規販売店に品番を問い合わせると、左右や仕様の取り違えを減らせます。品番の調べ方は車パーツのページにまとめています。

英語では何と検索する?

「Jeep Gladiator JT」に、年式・部位・グレードの英語を足して探します。

探したい物英語の書き方注意
JT の部品全般Jeep Gladiator JT、年式は 2020-2023・2024-2026「JL & JT」と併記した出品が多い
荷台5ft bed、tonneau cover、tailgate本体とハンドル・内張りを取り違えない
グレードSport、Rubicon、Mojave、WillysMojave は専用のショックと前1インチのリフト
ディーゼルEcoDiesel 3.0、2021-2023同じエンジンの Ram 1500 と併記した出品がある
純正OEM、Mopar、take off表記だけで純正とは言えない。品番で照らし合わせる

北米仕様の部品を付けるとき、車検と灯火は?

灯火は日本の決まりに合うか、リフトアップは寸法の変わり方を、部品ごとに確かめます。

  • 日本の方向指示器は前後とも橙色で、乗用車などは側面にも付けます。日本仕様の諸元には、後ろの霧灯とウインカー付きのドアミラーが標準装備として載っています。北米仕様の灯火の部品に同じ機能があるかは、部品ごとに確かめてください。
  • リフトアップや大きいタイヤは、寸法の変わり方によって車検の扱いが変わります。デスウォブルの報告には、リフトアップと大きいタイヤの後に起きた例もあります。保安基準に合うかは、検査をする運輸支局などに確かめてください。
  • ライトの色と車検の決まりの一覧は、車パーツのページにまとめています。

関税は? 送れない物と重い部品

車の部分品の関税は無税で、気をつけたいのは燃料・オイルの付いた部品と、大きく重い物の送料です。

  • 車の部分品(87.08項)は関税が無税です。消費税のかかり方は関税・消費税のページにあります。
  • オイルや燃料が付いた中古のエンジン部品、ディーゼルの燃料系の部品は、送れないか特別な扱いになることがあります。詳しくは送れない物のページを見てください。
  • テールゲートやリアバンパー、ホイールのような大きく重い物は、梱包で25kgを超えるか箱の3辺の合計が160cmを超えると「サイズ重量超過便」になり、国際送料はおよそ3万円程度からかかります。

どこで買う? 買い方の選択肢

日本仕様の純正と重い物は国内、北米の新品・社外品は eBay で直接か代行で探す、という分かれ方です。

買い方向く場面気をつける点
国内の中古部品店・ヤフオク!・メルカリ日本仕様の純正の中古、重いホイールJT専用の部品は件数が少ない
国内の正規販売店品番を確かめる、新品の純正取り寄せに時間がかかることがある
eBay で直接買う北米の新品・社外品を英語で探す日本へ送らない出品者がいる。送料と税を自分で見積もる
代行サービス(例: セカイモン)日本語・日本円で eBay の出品を買う手数料と、重い物の送料

買い方ごとの総額・手間・保証の違いは、買い方の選び方で比べています。

よくある質問

日本語の検索候補(2026年9月29日)から選びました。候補には「サイズ」「全長」「燃費」「中古」「ディーゼル」「キャノピー」「荷台 サイズ」「車検 費用」「1ナンバー」「並行輸入」が出ます。

グラディエーターとラングラーはどこが違いますか?

グラディエーターは4ドアのラングラーの後ろに5フィートの荷台を付けた形で、フレームは31インチ、ホイールベースは19.4インチ長くなっています。前半分の部品はJLと共通の物が多く、荷台から後ろは別物です(通説)。

グラディエーターのサイズはどのくらいですか?

日本仕様(2024年11月現在)は全長5,600mm・全幅1,930mm・全高1,850mm、ホイールベース3,490mm、最小回転半径6.9mです。日本の持ち主は、全長と駐車場を不満に挙げています。

ディーゼルのグラディエーターはありますか?

北米では2021〜2023年モデルに3.0Lディーゼルがありました。日本の正規の諸元は3.6Lガソリンのルビコンだけです。

グラディエーターは1ナンバーですか?

日本の諸元には最大積載量250kgが書かれていて、貨物車として届け出られていると読めます(推論)。車検の周期や費用は、車検証と販売店で確かめてください。

日本ではまだ新車で買えますか?

Jeep Japan の製品ページは、2026年4月の保存版では960万円でしたが、9月22日の保存版では「ページが無い」表示でした。販売の状況は販売店に問い合わせてください。

同じグラディエーターでも、北米の積載は最大1,725ポンド(約780kg)なのに、日本の諸元の最大積載量は250kgです。

この記事を書いた人

型番さがしの人

海外通販でマニアックな品を探すときの型番と総額を、規格書や海外の資料で調べて書いています。品物を買って試した話ではなく、資料で確かめたことを書いています。

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